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令和4年決算特別委員会 名簿 2022-09-12
令和4年決算特別委員会 付託案件審査 本文 2022-09-12

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  1. 大野城市議会 2022-09-12
    令和4年決算特別委員会 付託案件審査 本文 2022-09-12


    取得元: 大野城市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-28
    1:     (開会 午前8時59分) ◯委員長(松田美由紀) おはようございます。定刻前ですけれども、皆様おそろいですので始めさせていただきたいと思います。決算特別委員会を開催するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。このたび、私が決算特別委員会の委員長を務めさせていただくことになりました。委員長という職責を全うして、しっかりと議会の付託に応えたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。委員会の運営につきましては、議事がスムーズに進行いたしますよう皆様のご協力のほど、よろしくお願いいたします。  それでは、ただいまから決算特別委員会を開会します。  本決算特別委員会は、認定第1号から認定第9号までを一括して審査を行います。  審査の日程は、配付しております日程表の順に各部の課ごとに説明、質疑を行い、最終日に委員間討議、討論、その後に採決を行います。  発言につきましては、着席をしたままで結構ですが、挙手の上、指名をされて、マイクのスイッチを入れてから発言されるようよろしくお願いします。また、マスクにより聞こえづらい場合がございますので、発言されるときはマイクを押すなどの注意をしていただきたいと思います。  それでは、執行部の説明に入ります前に、毛利副市長よりご挨拶の申出があっております。 2: ◯副市長(毛利伸彦) おはようございます。委員長からご発言の許可をいただきましたので、令和3年度の決算をご審議いただくに当たりましてご挨拶を申し上げます。  令和3年度は、令和2年度に引き続きまして、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を大きく受けまして、市の各種施策、事業においても様々な影響あるいは制約が生じたところでございます。そういった厳しい状況下ではございましたけれども、ウィズコロナの視点から事業内容を工夫するなど、可能な限り事業の実施に取り組むとともに、選択と集中、適宜適切な対応を図ることで、着実かつ柔軟な行財政運営に努め、市民の暮らしと命を守る施策、あるいはポストコロナにおける成長を実現するための施策など、積極的に取り組んできたところでございます。  また、財政状況を判断いたします各指標及び健全化判断比率におきましても、市の財政運営はおおむね堅実でありまして、良好な状況を継続しておるという結果になっております。  決算のご説明に当たりましては、まず財政課から総括の説明をさせていただきます。その後、各部局ごとに所管課から、事務事業の成果説明書に基づきまして決算内容の説明をさせていただきます。  本日も含めまして三日間にわたり十分なご審議をいただいて、その結果をこれからの行財政運営に活かしてまいりたいと思っておりますので、委員の皆様方におかれましては長時間にわたりまして大変お手数をおかけいたしますけれども、最後までどうぞよろしくお願い申し上げます。 3: ◯委員長(松田美由紀) 暫時休憩します。副市長は公務のために退席されます。     (休憩 午前9時02分)     (再開 午前9時02分) 4: ◯委員長(松田美由紀) それでは再開します。  これより審査に入ります。  認定第1号、令和3年度大野城市一般会計歳入歳出決算認定について、執行部の説明を求めます。 5: ◯財政課長(千葉 太) 皆さん、おはようございます。本日より3日間、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、私のほうからは、令和3年度決算の総括説明をさせていただきたいと思います。
     まず、お手元に配付しております資料の確認をさせていただきます。  本日、配付資料といたしまして、こちら表紙がカラーになっておりますが、「大野城市の令和3年度決算はどうだった?」をお配りしております。また、事前にお配りをしておりました資料といたしましては、こちらの「決算特別委員会説明資料」になります。1ページ目が、A3横の決算の状況(歳入)でございます。2ページ目が、歳出の(性質別)で、それぞれ主な増減理由などを記載したものとなります。3ページ目は、A4の紙になっておりますが、「令和3年度決算の概要」、最後の4ページ目が「基金」の表となっております。  財政課からの総括説明におきましては、こちらの「令和3年度決算はどうだった?」と、議案として配付をしておりましたこちらの若草色の表紙の「決算概要説明書」を使ってご説明をさせていただきます。  それでは、まず「決算はどうだった?」の1ページをお願いいたします。あわせまして、若草色の決算概要説明書の15ページをお願いいたします。  令和3年度の一般会計は、歳入決算額437億2,920万5,000円となり、前年度比54億8,100万9,000円、11.1%の減となりました。歳出決算額419億4,718万9,000円、前年度比62億4,248万7,000円、13.0%の減となりました。  歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支は17億8,201万6,000円、繰越明許費による翌年度へ繰り越すべき財源1,680万4,000円を差し引いた実質収支額は、17億6,521万2,000円の黒字決算となり、全額を令和4年度に繰り越します。  繰越金のうち、令和4年度の歳入当初予算に計上しておりました1億5,000万円を除いた全額を、基金積立金として9月補正予算に上程させていただいております。  それでは、「決算はどうだった?」の資料2ページをお願いいたします。以降は、「決算はどうだった?」の資料につきましては、資料と申し上げさせていただきます。令和3年度の歳入の最終予算額と決算額とを比較したものです。  また、資料の3ページには、歳出の最終予算額と決算額とを比較したものになります。  資料の4ページをお願いいたします。歳入歳出決算額の推移になります。令和2年度と比較しまして、歳入につきましては約54億8,100万円の減、歳出につきましては約62億4,300万円の減になっております。  歳入におきましては、国庫支出金が市民1人当たり10万円を給付した特別定額給付金の財源であります特別定額給付金給付事業費補助金の皆減などにより減少しております。  歳出の減の主な内容は、総務費が先ほど申し上げた特別定額給付金事業がなくなったこと、また教育費が国のGIGAスクール構想による児童生徒1人1台タブレットの整備や、小中学校のICT環境の整備費用が減となったことなどによるものです。一方で、民生費が、子育て世帯臨時特別給付金や、住民税非課税世帯臨時特別給付金などにより増となっております。  歳入の状況につきましては、若草色の表紙の決算概要説明書の16ページから21ページまで、また、決算特別委員会説明資料、1ページの「決算の状況」「歳入」の表を参照していただきたいと思います。  同様に、歳出の状況につきましては、若草色の表紙の決算概要説明書の25ページから32ページにかけての「歳出の状況」と、決算特別委員会説明資料2ページの、「歳出(性質別)」の表を参照していただきたいと思います。  それでは、資料の5ページをお願いいたします。上段に経常収支比率、下段には性質別の歳出の内訳を示したグラフになります。  財政構造の弾力性、これは政策的な事業に自由に使えるお金がどれだけあるかを示します経常収支比率は、昨年度から5.9ポイント改善し、84.9%となりました。この主な要因は、地方交付税が約9億5,000万円増加したことによるものです。一般的に、適正と言われる80%を超えており、財政構造の硬直化は継続しています。  下のグラフで、歳出決算を性質別に見ますと、上から三つ目の濃い黄色の補助費が約104億円の大幅な減となっておりますが、これについても特別定額給付金の影響になります。特別定額給付金は、約101億円ございました。  棒グラフの下から三つの人件費、扶助費、公債費を義務的経費と言いますが、この義務的経費が歳出全体に占める割合が55.5%と大きくなっております。令和3年度の義務的経費の総額は、232億5,000万円で、前年度に比べまして約48億5,000万円の増となっております。  それぞれの要因ですが、人件費は令和2年度からの会計年度任用職員制度への移行により、制度導入前の令和元年度に比べて約12億5,000万円の増となっております。扶助費は、前年度比で約32億円の大幅増となっております。  この大きな要因は、二つになります。一つ目が、18歳以下の子ども1人当たり10万円を支給しました子育て世帯への臨時特別給付金が約18億円の増、二つ目が住民税非課税世帯臨時特別給付金が約9億5,000万円の増となっております。  公債費は、前年度比で約15億円の増となっておりますが、これは市債の定時償還のほかに、繰上償還を約15億3,000万円行ったことによるものです。  資料6ページをお願いいたします。上段は財政力指数の推移、下段は基金残高の推移のグラフになります。  財政力指数は、自治体の豊かさの指標で、前年度から0.02ポイント減の0.81となりました。1に近いほど財政に余裕があるとされるもので、筑紫地区、県内の市と比較しても高い水準にあり、安定した財政運営が行われていると言えます。  次に、下のグラフの基金残高は、令和3年度末で126億2,922万円であり、財政調整基金の残高は33億8,873万円となりました。公共施設整備基金の残高は、42億7,421万円となっております。今後、公共施設の老朽化へ対応する必要があり、財源として取崩しを行いながらも併せて基金への積立てを行い、財源の確保を行っていきたいと考えております。  なお、決算特別委員会説明資料の4ページの基金の表の合計は、138億2,429万2,000円となっております。こちらの資料との金額の違いは、決算特別委員会説明資料の4ページで網かけをしております三つの特別会計における基金分を除いた一般会計分の基金残高としているためであります。  資料の7ページをお願いいたします。  上段が市債残高で、下段が公債費の推移になります。市債の残高は、平成17年度の約299億円がピークで、令和3年度末残高は約201億6,000万円となりました。そのうち、臨時財政対策債の残高は約89億4,000万円となり、市債残高に占める割合が44.4%と依然として高い状況にあります。  下段の公債費につきましては、平成24年度のピーク以降は減少し、令和3年度は約44億9,100万円と、前年度から約15億円の増となりました。これは、市債の定時償還のほかに、繰上償還を約15億3,000万円行ったことによるものです。  資料の8ページをお願いします。  財政健全化判断比率になります。地方公共団体の財政の健全化に関する法律により、財政の健全性を示すものとしまして、表に記載の四つの指標、実質赤字比率、連結実質赤字比率実質公債費比率、将来負担比率が定められております。この四つの指標のいずれかが早期健全化基準を超えると財政健全化団体となり、財政健全化計画を策定し財政健全化に取り組まなければならないことになります。さらに、財政再生基準を超えると、国の監督の下、財政再建を行う財政再生団体になります。  本市の実質赤字比率、連結実質赤字比率、将来負担比率につきましては、指数が0%以下となっておりハイフンで表示をされております。また、実質公債費比率とは、一般会計のほか上下水道事業会計や一部事務組合も含んだところの地方債の元利償還金の割合を示す指標となります。令和元年度以降におきまして、一部事務組合の起債償還額が増加したことなどにより、前年度から0.6ポイント増の3.0ポイントとなりましたが、筑紫地区や県内27市平均と比較しても良好な数値で推移しており、健全な状態であると言えます。  一番下になりますが、令和3年度の決算を総括しますと、本市の財政状況は自治体の豊かさの指標であります財政力指数は引き続き高い水準にあります。また、財政構造の弾力性を表す指標であります経常収支比率は、硬直化傾向が継続しているものの、総体的には安定した状態にあります。  また、財政健全化の指標につきましても、問題ない状況となっております。令和3年度の決算の概要と総括は以上になります。 6: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 7: ◯委員(松崎正和) 1点だけです。コロナでね、どこの自治体も大変だろうと。特別給付金等の支出がかなりの額になっていますから大変だろうと。その割には、比較的健全な財政運営をされておるように感じておると。  ただ1点、ちょっと気になったのが人件費で、今お聞きしますと、いろいろ名称が変わって分からないんだけれども、会計年度任用職員あたりの増によって増えたんですよという説明だったと思う。というのは、今まで臨時職員、3か月雇用とか6か月とかね、短期の臨時職員の雇用だったのが、会計年度職員で年間何人か継続的に雇用するように変わったんです、それによる人件費の増ですよというふうに理解していいんですか。 8: ◯財政課長(千葉 太) おっしゃるとおりで、令和2年度から会計年度任用職員制度が導入されましたが、それによりまして待遇が上がっておりますので、その分の人件費の増になっております。以上です。 9: ◯委員(松崎正和) それが将来的にずっと続いていくわけですよね。それに対する手当というか、それはどういう形で運用していくんですか。今の財政の中で、やりくりと言ったらおかしいけれども、やっていきますよということなんですか。 10: ◯財政課長(千葉 太) 人件費になりますので、必ず支出をしなければならない経費となりますので、市全体の財政で調整をして、支出をしていきたいと考えております。以上です。 11: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 12: ◯委員(井福大昌) 15億3,000万円の繰上償還ということですけれども、これはどれかに特化してというわけではなくて、満遍なく償還したということですか。 13: ◯財政課長(千葉 太) 繰上償還につきましては、繰上げができる市債とそうでない市債がありますので、繰上償還ができる市債のうち借入れ利率が高いものを選定いたしまして、それを優先的に償還をいたしております。以上です。 14: ◯委員(井福大昌) 例えばどんなものがありますか。 15: ◯財政課長(千葉 太) ちょっと数字を調べさせていただきますので、後ほど回答させていただきます。 16: ◯委員(井福大昌) あともう1点、歳出が13%の減ということで、例えばコロナ起因による未執行というところで減なんだよというような、大まかなパーセンテージみたいなものは把握されていらっしゃるんですか。 17: ◯財政課長(千葉 太) コロナ関係の歳出で、予算と比べまして決算の執行状況が大分低かったものの代表といたしましては、住民税非課税世帯等臨時特別給付金や、子育て世帯への臨時特別給付金、また、新型コロナウイルスワクチンの接種事業もしておりますので、そういった事業で執行が低くなっております。以上です。 18: ◯委員(井福大昌) はい、分かりました。 19: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 20: ◯委員(河村康之) 経常収支比率ですけれども、0.8とかで改善はされておるんですけれども、ただ硬直化が続いているということでしたね。これはどれぐらいまで続きそうだと思っているのか。数字的には減っているんだけれども。 21: ◯財政課長(千葉 太) 経常収支比率ですけれども、一般的には90%を超えないほうがいいと言われておりますが、以前の話で申し上げますと、平成15年度までが80%未満でありましたが、平成16年度に80%を超えまして、それ以降80%を切ったことはございませんので、引き続きこういった状況が続くかと予想はしています。 22: ◯委員(河村康之) その中で、先ほど毛利副市長のほうからも、しっかりと選択と集中によっていろんな施策を行っていくという話ですけれども、来年度以降も何かしらの施策は考えてあるというふうに考えていていいですか。 23: ◯財政課長(千葉 太) 来年度の予算につきましても、市民のために必要な事業ということで、必要なものには投資しないといけないと思っておりますし、第6次総合計画で掲げておる内容につきましては、速やかに遂行できるように経費の節減も併せて当初予算も計上していきたいと考えております。以上です。 24: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。ほかにありませんか。 25: ◯委員(山上高昭) 今の河村委員の質問の中で、平成16年に超えたというのはそのとき何かあったんですか。それとも徐々に超えていったのか、国の政策か何かの転換で超えたのか。 26: ◯財政課長(千葉 太) 平成16年度に初めて80%を超過して、そのときの数字が約85.0%ということで、令和3年度決算よりもちょっと高くなっておりますので一気に上がっておりますが、そのときの状況につきましては把握はしておりません。申し訳ございません。 27: ◯委員(山上高昭) 今回の補正予算でもあったんですけれども、地方交付税が増えていますよね。で、臨時財政対策債が減っていると。令和3年度も地方交付税が増えているということなので、地方交付税の今後の見通しというのは立ててありますか。 28: ◯財政課長(千葉 太) 地方交付税につきましては、国のほうが地方財政計画を示しまして、国全体の予算の総額を発表いたします。その中で配分をされますので、国の予算に影響されるところが大きいんですが、近年は新型コロナの影響もありまして、地方自治体に配慮するという意味合いからも増額傾向になっておりますので、来年度につきましては地方財政計画を見ながら予算を定めていきたいと考えております。以上です。 29: ◯委員(山上高昭) 交付税の大枠全体が増えているということでいいんですか。それとも、現金としてもらう分が増えていると、そこら辺のバランスはどうですか。 30: ◯財政課長(千葉 太) 最近の傾向としましては、地方交付税として現金でもらう分が増えて、交付税の代替措置として臨時財政対策債の発行がありますけれども、そちらは借金ですから、そちらのほうが減少するような傾向になっております。 31: ◯委員(山上高昭) 財政が国の政策によって随分変わってくところがあると思いますので、その平成16年度が気になるので、何があったか後ででも構いませんので教えてもらえませんか。 32: ◯財政課長(千葉 太) 分かる範囲で調べたいと思いますので、よろしくお願いします。 33: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 34: ◯財政課長(千葉 太) 先ほどお答えができなかった関係で、市債の繰上償還の件ですが、どういったものがあるかということですが、そのほとんどが臨時財政対策債として民間の金融機関から借りたものになっています。以上です。 35: ◯委員(井福大昌) ありがとうございます。 36: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 37: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、これをもちまして総括説明の質疑を終わります。  暫時休憩します。     (休憩 午前9時30分)     (再開 午前9時31分) 38: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。  続きまして、総合政策部所管分の審査を行います。 39: ◯総合政策部長(橋本成宣) おはようございます。総合政策部でございます。よろしくお願いします。  総合政策部は、経営戦略課、秘書室、デジタル推進課、プロモーション推進課の3課1室となっております。なお、本日、秘書室の室長が不在になっておりますので、係長のほうから説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 40: ◯委員長(松田美由紀) それでは、経営戦略課所管分の説明を求めます。 41: ◯経営戦略課長(甲斐めぐみ) おはようございます。経営戦略課でございます。  それでは、経営戦略課所管分につきましてご説明をさせていただきます。  事務事業の成果説明書の55ページ下段をお願いいたします。  2款1項7目企画費です。企画費の歳出額は6,440万2,000円で、前年度比5,291万8,000円の増となっております。  事業ごとの主な内容について説明をいたします。  総合計画管理費は5,842万5,000円、前年度と比較し5,286万5,000円の増となっております。増の主な理由としまして、新規事業として、市制施行50周年記念事業を実施しております。これは、令和3年度より実行委員会を設置し、各種事業を実施するための補助金や、会計年度任用職員の給料等として支出したことなどにより775万5,000円の増となっております。  また、公共サイン整備事業として、大野城市サイン計画及びアクションプランに基づき改修などを行っております。令和3年度は、南地区、東地区の工事を実施いたしまして、北地区、中央地区の実施設計業務を行い、4,510万5,000円の増となっております。  そのほか、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い中止した事業として、九州大学との連携協力推進事業において、令和3年度はふるさと館における小学生講座や、イルミネーション企画などの学生とのコラボ事業等を予定しておりましたが、全ての事業が中止となっております。  次の56ページをお願いいたします。  また、都市間友好交流事業につきましても、災害時相互応援協定を締結している奥州市、芦屋市との交流を予定しておりましたが、全て中止といたしました。  続きまして、広域行政推進費ですが、10万3,000円となっております。事業概要は、福岡都市圏域の総合的かつ一体的な発展を図るため、福岡市と周辺の17団体で構成しました福岡都市圏広域行政推進協議会への負担金を支出しております。  続きまして、行政改革推進費ですが、587万4,000円となっております。事業概要は、本市独自の行政評価システムによる外部評価として、公共サービスDOCK事業を行っております。第6次総合計画前期基本計画で重点施策に指定している事業は、令和元年度、2年度で診断を完了しましたことから、令和3年度はそれ以外の28施策を施策マネジメントで診断しております。そのほか、指定管理期間が最終年度となる4施設について、民間活用の在り方診断を実施いたしました。  なお、機構改革におきまして、まどかちゃんPR事業及びふるさと納税推進事業につきましては、プロモーション推進課へ移管されております。経営戦略課所管分の説明は以上でございます。 42: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 43: ◯委員(河村康之) 56ページの公共サービスDOCK事業、これは毎年されておると思うんですけれども、いろんな自治体からも視察とかが来ているとお伺いしましたけれども、これは成果的にどんなものなんでしょう、ちょっとざっくりまとめていただけますか。 44: ◯経営戦略課長(甲斐めぐみ) 公共サービスDOCK事業につきましては、全庁的に所管課が実施しております事業につきまして診断を行っております。診断につきましては、外部の調査委員さん、公共サービス改革委員さんも含めまして、その事業についての改善策とかも検討させていただいております。  今後は、その改善策も含めまして、各事業の予算も含めて今後計上していくこととしておりますので、全庁的に改善を図りながら事業につなげていくということで成果と思っております。以上です。 45: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 46: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で経営戦略課所管分の質疑を終わります。  続きまして、秘書室の所管分の説明を求めます。 47: ◯秘書室係長(中原英貴) それでは、秘書室所管となっている事業につきましてご説明いたします。  事務事業の成果説明書の56ページをお願いいたします。  2款1項2目特別管理費でございます。特別管理費の歳出額は143万円で、前年度と比較いたしまして3万8,000円の増となっております。増額の主な理由は、交際費及び市長選挙後の市長就任挨拶状の送付によるものです。  秘書等関係事務費の主な内容といたしまして、秘書業務事業が64万円で、普通旅費や研修旅費として6万円、交際費が20万5,000円となっております。
     次に、市長会事業は79万円で、市長会年間負担金となっております。以上でございます。 48: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑ありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 49: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で秘書室所管分の質疑を終わります。  続きまして、デジタル推進課所管分の説明を求めます。 50: ◯デジタル推進課長(原 勇作) それでは、デジタル推進課所管分についてご説明いたします。  事務事業の成果説明書、56ページをお願いいたします。  3段目の表になります。2款1項9目情報化推進費です。決算額は7億1,934万1,000円で、前年度と比較して2億163万8,000円の増でございました。  事業につきましては、OA推進費のみとなっておりますので、その主なものをご説明いたします。  57ページをお願いします。  上から7番目の丸、表の中ほどになります基幹システム運用事業です。決算額は5億3,892万円でございます。前年度と比較して、4億812万9,000円の増でございました。こちらは、住民情報・税・福祉などの基幹システムの保守料や使用料などの運用に係る経費と、新基幹システムの導入に係る経費について執行しているものです。令和3年度は、新基幹システムの導入に伴い増となっております。新基幹システムについては、令和4年1月より運用を開始しております。  続きまして、三つ下の丸、証明書簡易申請システム運用事業です。決算額は1,881万9,000円、前年度と比較して1,683万9,000円の増でございました。これは、さきに申し上げました新基幹システムの導入に伴い、基幹システムとの連携に係る改修などを行ったため増額となったものでございます。  続きまして、下から2番目の丸新、職員用インターネット更新事業です。サーバー機器の賃借料として84万6,000円を執行しております。こちらは、現在運用しております職員の事務用パソコンから、安全にインターネットが閲覧できる環境について、サーバー機器の更新を行っているものです。  次の丸新は、AI・RPA導入事業です。297万円を執行しております。業務効率化のツールであるAI-OCRやRPAを活用し、業務への導入に係る支援をするための費用で、令和3年度は1階総合窓口の券売機売上げデータ集計など、7課8業務について対応をしております。  次の58ページをお願いいたします。  1段目の表、1番目の丸新、行政手続オンライン化事業です。オンライン申請サービスの使用料など、206万1,000円を執行しております。オンライン申請については、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍、税関連の証明書の発行申請や、上下水道の開始・中止の手続、赤ちゃんホームヘルプサービス、職員採用試験の申込みなど、多岐にわたり利用できるようになっております。説明は以上でございます。 51: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 52: ◯委員(河村康之) まず、58ページの目の数値のところですけれども、情報セキュリティに関する理解の基準化ということなんですけれども、令和元年度が86.1%の結果だったんですけれども、次は5%近く上がっていますけれども、これは具体的にどういうふうな形で理解度を上げていますか。 53: ◯デジタル推進課長(原 勇作) 情報セキュリティに対する理解度については、年間4件ほど研修を実施しております。この研修については、新規採用職員の研修であるとか、あとは情報セキュリティ研修としてマイナンバーを取り扱う職員に対しての研修であるとか、あとは管理者向けの研修として実施させていただいているものと、あとサイバーセキュリティ研修というところで、情報化推進員に対して福岡県警に依頼して研修をしているような、そういうところで研修を行いながら底上げをしているようなところであります。以上です。 54: ◯委員(河村康之) 理解度というのは、特にテストか何かをやって合格者がいたとかじゃなくて、受ける方が多かったですよということですね。 55: ◯デジタル推進課長(原 勇作) そうです。理解度については、研修後にグループウエアのほうで理解度に対するアンケートを取らせていただいて、そこの中ではかっているところでございます。以上です。 56: ◯委員長(松田美由紀) ほかはありませんか。 57: ◯委員(平田不二香) 58ページの、行政手続オンライン化事業の中の証明書のオンラインの申請は、どれぐらいの件数がありましたか。 58: ◯デジタル推進課長(原 勇作) 証明書の発行件数に関しては、主なものというか、今現在実施しておりますのが、証明書でいいますと15証明書について出すようにしております。そのうち、住民票につきましては、令和3年度の実績で言いますと1万9,540件で、印鑑登録証につきましては1万1,898件です。  失礼しました、全体の件数を申し上げました、申し訳ございません。オンラインの件数につきましては、住民票の写しに関しては84件、印鑑登録証に関しては34件、戸籍の謄本・抄本が111件、戸籍の附票が13件、除票謄本・除票抄本が7件でございます。  あと、多いものでいいますと、転出届が45件、あとは課税証明、所得証明書が32件となっております。以上でございます。 59: ◯委員(平田不二香) まだ始まったばかりなので、これからまた増えると思うんですけれども、課が違うかもしれませんけれども、窓口の全体の件数は何%ぐらいですか。 60: ◯デジタル推進課長(原 勇作) 主なものでよろしいですか。 61: ◯委員(平田不二香) はい、全体でもいいです。 62: ◯デジタル推進課係長(川端正也) 主な証明書の件数ですけれども、令和3年度の住民票につきましては、約3万5,000件です。で、印鑑証明書が約2万7,000件、課税所得証明書につきましては、こちらも約1万2,000件ほどとなっております。ただし、申し訳ございません、数の詳細につきましては、総合窓口センターが所管になっておりますので、そちらでご質問いただければと考えております。以上でございます。 63: ◯委員(平田不二香) 確認ですけれども、今の住民票3万5,000件は窓口の件数ですか。 64: ◯デジタル推進課係長(川端正也) こちらが、窓口と「しょうめい君」いわゆる簡易申請端末機ですけれども、及びオンライン全てを含んだ件数となっております。以上でございます。 65: ◯委員(平田不二香) 分かりました。 66: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 67: ◯委員(中村真一) 58ページの新規事業の行政手続オンライン化事業ですが、令和3年度の当初予算の概要では上がってきていないんですけれども、これは補正か何かで上がった分ですか。 68: ◯デジタル推進課長(原 勇作) 補正をさせていただいております。 69: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 70: ◯委員(中村真一) はい。 71: ◯委員(大塚みどり) 同じく、行政手続オンライン化事業で、これは令和3年に順次補正で上がってきて見ていた内容です。ちょっと見方で、オンラインの申請を進めていったら、オンライン申請サービス使用料、クレジットカード決済手数料、こういうのが金額が増えていくということで決算のときの見方としてはいいんでしょうか。 72: ◯デジタル推進課長(原 勇作) 行政手続のオンライン化が進んでいくことで、証明書の発行とかがオンライン化に移行するということであれば、その手数料とかが増えてきます。 73: ◯委員(大塚みどり) 今、オンラインで申請が件数的には、まだ始まったばかりですのでちょっと少ないかなというのと、マイナンバーカードの市民の人たちの所有率も低いということだったので、まあこの件数かなと思うんですけれども、計画的に、例えば令和4年、令和5年、予算として上げているんですけれども、この3年ぐらいの間にどれぐらいを見通しているのか、もし提示されていれば教えてください。 74: ◯デジタル推進課係長(川端正也) 今後オンライン申請を行っていく手続の受付件数でございますけれども、令和4年度に40手続、令和5年度、64手続、令和6年度、88手続、令和7年度、112手続を目標に現在進めているところでございます。以上でございます。 75: ◯委員(大塚みどり) ここじゃないですけれども、マイナンバーカードの所持推進によって違ってくると思いますが、このオンラインはやっぱり利便性ということですので、それについての周知の計画、市民の皆さんにどういうふうにアピールしていくという、その計画というのはどのようになっていますか。 76: ◯デジタル推進課係長(川端正也) まずは、市の広報紙及びホームページで掲載いたしております。また、市の公式LINEにおきましても、各種証明書の手続のメニューを設けております。また、転入された方や、マイナンバーカードの交付を受ける窓口におきまして、このオンラインシステムができますよというチラシを配布して、市民の皆さんに周知いたしております。また、「しょうめい君」で取得される方も多うございますので、「しょうめい君」の近くにもポスターなどを配架して、周知を図っているところでございます。以上でございます。 77: ◯委員(大塚みどり) 最後に、デジタル化は非常に国を挙げて進めていくということでせっかく予算を上げていますので、これにプラス大野城市の市の情報のプッシュ型でオンライン化を登録していたらすぐにわあっと上がってくるので、ああいったことというのは連携して推進していく計画はないんでしょうか。 78: ◯デジタル推進課長(原 勇作) プッシュ型のサービスについては、LINEのほうで今目的別に登録していただいた方々にそれぞれのサービスとして、いろんな情報を提供するという形を取っていますので、その辺の所管が隣のプロモーション課が今やっておりますので、そこと連携を取りながらいろいろな方法を考えていきたいと思っております。以上です。 79: ◯委員(山上高昭) 57ページの一番下、AI・RPA導入事業、これをもうちょっと詳しく説明してもらっていいですか。予算のときは6業務ぐらいだったということなんですけれども、使っていてどういう形の業務が増えたとか、何かこれを導入したことによってどれぐらい業務量、いわゆる人間がやる業務が減ったとか、その効果のほうまでお願いします。 80: ◯デジタル推進課長(原 勇作) RPAの概要につきましては、まずAI-OCR、こちらのほうは紙で提出されたような申請書の中で、読み取りが必要な手書きの文字をAIが判断してOCRリーダー、オプティカル・キャラクター・リーダーというのがあるんですけれども、それで読み込みをします。それで読み込んだ文字をAIのほうで判断して、ある程度データ化していきます。そのデータ化したものをシステムに取り込むというようなことをやっています。  RPAに関しては、いろいろな業務をフロー化というか流れを決めまして、その流れをRPAに読み込ませるためにシナリオというのを作っていきます。そこで、この業務でRPAを使って、例えばこのデータを取り込んだら、このデータを次のどのシステムに上げていきますよというようなことをシナリオ化していくことができます。それで、業務の効率化を図っていくというようなものでございます。  実際に、令和3年度に行ったものになりますけれども、実際7課8業務ということでお伝えしましたが、現状始めたのが令和3年の12月から実際に運用を開始しておりまして、令和3年度で実績が上がっている部分でいいますと、2課が対応できております。  一つ目は、AI-OCRで保育所入所の申請入力業務というのがございますが、それを子育て支援課のほうでやっております。そこで60時間を4か月ほどで削減されたというところと、あと先ほど例に出しましたけれども、総合窓口センターのほうでやっております券売機売上げデータの集計については、これは28時間の削減ができております。  現状、この2か所しか令和3年度は実績として出ておりませんが、それぞれの残りの5業務に関してもシナリオのほうは出ておりますので、今年度運用していく中で実際にどれくらい削減できるかというところを今検証しているところです。以上です。 81: ◯委員(山上高昭) 令和3年度は2事業だけだったけれども、今は5事業が動いているということでいいですか。 82: ◯デジタル推進課長(原 勇作) はい、そのとおりでございます。 83: ◯委員(井福大昌) 今のに関連していいですか。決算は297万円でしたけれども、今年度の当初予算は370万円上がっていますよね。この当初予算は、今山上委員がおっしゃられたように、今後導入する課の幅は広がっていくとか、業務の幅が広がっていくからということでいいですか。 84: ◯デジタル推進課係長(川端正也) まず、令和3年度に行ったものにつきましては、その導入業務、これは9月からスタートしておりました。で、今回令和4年度当初予算におきましては、1年間を通して業務の保守等を行っていただけるように契約しておりますので、若干金額が上がっているところでございます。  ただ、おっしゃられましたように、今度導入する業務が増えていくことに伴って、ライセンスの数を増やすとか、そういったことは検討してまいりたいというところでございます。以上でございます。 85: ◯委員(山上高昭) ちょっとここには出ていなくて、基金のほうの話になるんですけれども、令和2年に2億円の基金を積んで、令和3年は9万1,000円しか使っていないということなんですけれども、これは予算のときとか総務委員会で、DXの全体像がまだ定まっていないというようなことだったんですが、あれから1年以上たっているので、DXの全体像、目標的なものというのはもう定まったんでしょうか。 86: ◯デジタル推進課長(原 勇作) まず、基金の関係ですけれども、基金は令和3年度に実際行政手続のオンライン化事業と、先ほどのLINEの関係の機能拡充事業というのを基金で実は当てておりました。それが、地方創生臨時交付金のほうで充当できるということになったので、それで充当させていただいて、結果9万1,000円しか使っていないというような状況がございます。  今後のDXの推進に関しては、DX推進計画を8月に策定しておりますので、それに基づいて順次やっていくように現状進めているところでございます。 87: ◯委員(山上高昭) 確認ですけれども、そのDXの計画を見たら、今後の流れが全て分かるということでよろしいですか。 88: ◯デジタル推進課長(原 勇作) そのとおりでございます。 89: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 90: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上でデジタル推進課所管分の質疑を終わります。  続きまして、プロモーション推進課所管分の説明を求めます。 91: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) おはようございます。プロモーション推進課です。  事業の成果説明書の58ページをお願いいたします。  2款1項3目情報広報費です。情報広報費につきましては、全ての事業が旧情報広報課からの移管になります。決算額は6,488万7,000円で、前年度比234万2,000円の増となっております。  広報「大野城」作成配布費です。こちらは、広報作成における会計年度任用職員の報酬や印刷・製本、配布に係る委託料を支出しています。決算額は3,243万5,000円で、前年度比131万円の増となっております。増の主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止していた行事やイベントなどが徐々に開催されるようになり、広報「大野城」への掲載記事が令和2年度より増えたため、印刷製本費が増となったものです。  次に、情報収集発信費です。決算額は357万3,000円で、前年度比62万9,000円の増となっております。こちらは、市ホームページの保守運営費や、中央省庁及び他自治体の動向がリアルタイムに確認できる官庁速報の購読料、新聞記事などの著作物を複写し情報提供する際に必要となる新聞クリッピング利用料を支出しています。  新規事業のSNS機能拡充事業は、広報で活用しているLINEの機能を拡充するため、12月補正予算で追加し、LINE機能拡充業務委託料55万円を支出しています。追加した機能としては、一問一答式で必要な情報を取得できるチャットボット機能、道路などの破損状況を写真や位置情報を含めて通報できる通報機能、必要な情報を自ら選択して受け取れるセグメント配信機能などです。  続きまして、情報公開費です。決算額は569万9,000円で、前年度比21万3,000円の増となっております。こちらは、政治倫理審査会、情報公開・個人情報保護制度の運営に必要な費用、行政資料室の運営に係る会計年度任用職員の報酬などを支出しています。令和3年度の審査会等の開催状況は、政治倫理審査会3回、情報公開審査会1回、個人情報審議会及び審査会をおのおの1回開催しております。  続きまして、コールセンター運営費です。決算額は2,318万円で、前年度比19万円の増となっております。こちらは、コールセンター運営に係る運営委託料等を支出しています。  FAQシステム事業につきましては、補修する必要がなかったため、支出は0円となっております。  続きまして、2款1項7目企画費です。企画費につきましては、全ての事業が旧自治戦略課からの移管であります。決算額は7億7,948万9,000円で、前年度比4億7,735万円の増となっております。  まず、総合計画管理費です。決算額は1,004万2,000円で、前年度比841万1,000円の増となっております。増の主な理由は、令和3年度から委託して運用している市イメージキャラクター「まどかちゃん」の業務運用委託料と、業者に渡す着ぐるみの作成委託料を支出したこと、それと、新規事業のシティプロモーション推進事業で、シティプロモーションビジョンに基づきアクションプラン策定のためのプランニング業務委託料の令和3年度分を支出したためです。契約期間は、令和3年度から令和4年度の2か年の契約になっております。  続きまして、ふるさと納税推進事業費です。決算額は、7億6,944万7,000円で、前年度比4億6,893万9,000円の増となっております。こちらは、ふるさと納税業務に係る会計年度任用職員の報酬、PRパンフレットの印刷製本費、各メディアへの広告掲載料、各ふるさと納税ポータルサイトへの委託料・返礼品配送管理委託料、それと返礼品代金、配送料、ワンストップ特例申請書の寄附金受領証明書発行手数料などを支出しています。当初予算の見込みより寄附額が増えたため、9月補正予算で企業版、12月と1月の補正予算で個人版の寄附金を増額し、それに伴い委託料、返礼品代、配送料、手数料を増額しています。  次の、59ページをお願いいたします。  7款1項4目観光費です。観光費につきましては、全ての事業が旧ふるさとにぎわい課からの移管になります。決算額は4,494万1,000円で、前年度比200万1,000円の増となっております。  まず、観光対策費です。決算額は3,660万8,000円で、前年度191万7,000円の増となっております。増の主なものは、派遣が増えた大野ジョーの運用業務委託料や、大野ジョー普及啓発印刷物作成等の増となります。令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で各種イベントが制限された時期がありましたが、感染症対策を講じてイベントが開催されてきたことに伴い、大野ジョーの派遣が増えたところです。そのほか、観光対策費は、観光PRに要する費用、にぎわいづくり協議会への補助金、地域情報発信アプリ「ジョークエスト」の保守料となっております。  その下の繰越明許費の観光対策事業は、令和2年度に市をPRするために、雑誌の「シティ情報ふくおか」の大野城市特集の発行を予定していましたが、新型コロナウイルスの影響で発行を令和3年度に行うこととし、予算を繰り越し作成したものです。  続きまして、おおの山城大文字まつり補助金です。決算額は483万5,000円で、前年度比341万4,000円の減となっております。新型コロナウイルスの影響で縮小して開催せざるを得ませんでしたが、伝統をつなぐためにできる限りの内容で開催をいたしております。開催に係るまつり委員会への補助金を支出しております。説明は以上になります。 92: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。 93: ◯委員(岡部かおり) 58ページの新事業のSNS機能拡充事業について質問します。  これは、市民の方からの一問一答ということですが、ここがちょっと崩れてるとか、何か問題があったときにするものですかね。 94: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) 各道路が破損しているとか、そういったことであれば、そこの写真を撮って送っていただいたら、担当課につなげて対処することになります。 95: ◯委員(岡部かおり) それで、大体何件ぐらい問合せがあって、それで改善できたところとか、どのような件があったのか教えてください。 96: ◯プロモーション推進課係長(渕上幸子) 通報の件数とその内訳についてお答えいたします。  LINEの拡充機能を用いた通報の件数としましては、3月下旬に導入をしまして、4月から8月で27件、内訳は建設管理課が20件、公園街路課が7件でございます。  主な通報の内容としては、道路が損傷しているですとか、側溝にごみが落ちていて危ないような状況のものを写真を撮って通報されていましたり、公園の樹木が伸びていて、茂って視界が悪くなっているとかいうような通報でございました。  その分につきましては、担当課のほうで対応できるものは対応しまして、受付をした2か月後にホームページのほうで報告を上げるようにしております。以上でございます。 97: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 98: ◯委員(岡部かおり) はい、分かりました。 99: ◯委員(渡邉知之) 今のに関連ですけれども、区の公民館に関わることがあるかと思うんですけれども、その連携はどうやってされているんですか。 100: ◯プロモーション推進課係長(渕上幸子) 区のほうにつきましては、区長さんから直接連絡を受けるということはございますけれども、区長さんがLINEを使って通報するというふうな仕組みにはしておりません。以上でございます。 101: ◯委員(渡邉知之) 通常ですと、区長さんのほうから各担当に出されていったりするとは思うんですけれども、今回ですと直接市民の方から行くと、区は通さずに各課に行くような形ということでよろしいでしょうか。 102: ◯プロモーション推進課係長(渕上幸子) そのとおりでございます。 103: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 104: ◯委員(中村真一) 58ページのふるさと納税推進事業の事業費の件ですけれども、このふるさと納税推進業務委託料が予算のときは3億7,840万円に対して6万5,800件の経費ということで聞いておったんですけれども、実際これ、どれぐらいの件数の経費なのかと、あと予算のときは黒字が9,500万円ということで聞いてたんですけれども、決算で大体どれぐらいの黒字になっているんでしょうか。
    105: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) まず、寄附の件数といたしましては、個人版で14万1,374件の寄附を頂いております。返礼品なしの分も含めたら14万1,381件です。それと、あと企業版といたしまして3件の寄附を頂いております。  あと、どれぐらい黒字になったかというところですけれども、個人版、企業版を合わせて寄附額としては約16億円となっております。そのうち、ポータルサイトやほかに払う経費として、経費が約7億7,000万円になります。その額から市税等で本市から流出する減収分がありますので、その額が約1億9,800万円となっております。それを差し引きまして、令和3年度の黒字分としては、企業版も含めて6億3,500万円となっております。以上です。 106: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 107: ◯委員(中村真一) はい。 108: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 109: ◯委員(松崎正和) この黒字6億円、よく分からないけれども、要するに税金の寄附控除あたりも引いて、ふるさと納税に係る諸費用、いわゆる事務的なものとかじゃなくて、税収、市税を引いての6億円なんですか。 110: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) はい、そのとおりでございます。 111: ◯委員長(松田美由紀) その関連ですか。 112: ◯委員(平田不二香) はい。ふるさと納税、すごく伸びてきていると思うんですけれども、監査委員の意見書にも安定的な財源ではないというふうな文言がございました。これからの見通しとしては、どんなふうに思っていらっしゃるでしょうか。 113: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) ふるさと納税につきましては、取組以来ずっと上昇をしてきております。まだまだ少しは上昇するかとは思っていますので、今年の予算も18億円の予算を組ませていただいております。その辺は、まだまだ伸びしろがあると思っていますので、ターゲットを絞って営業活動をしたりPRをしていって、伸ばせるところまでは伸ばしていきたいなと考えております。以上です。 114: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 115: ◯委員(岡部かおり) 58ページのコールセンター運営事業についてですが、今現在コールセンターは何人いらっしゃいますか。 116: ◯プロモーション推進課係長(渕上幸子) 4名から6名でございます。 117: ◯委員(岡部かおり) 以前は、コールセンターがすごく大変ということでお聞きしたんですが、その点は人が増えて、今6名で回しているということで、困ったことなどは大丈夫ですかね。大変ということを聞いていたんですが、それは改善されたのでしょうか。 118: ◯プロモーション推進課係長(渕上幸子) 以前と体制は、少ないときで4名、多いときで6名というふうに、それは変わらないんですけれども、業者が3月から変わりまして、若干担当課にスムーズにつながらないこともあったんですけれども、今はだんだん慣れてきて通話の時間も割と短くなるようにはなってきております。 119: ◯委員(岡部かおり) ありがとうございます。 120: ◯委員(大塚みどり) コールセンター運営事業は、令和4年もじりじりと少しずつ指名競争みたいなので上がっています。このコールセンターで相談内容を受けたり、先ほどのSNS、LINEでどうこうとか、そういったものを受ける流れというのは、今ちょうど始まったばかりなので、この辺というのはプロモーション推進課としては、どれぐらい、このコールセンターも人件費とかは年々上がっていくようになると思うんですけれども、その辺りのバランスというのは最終的にどうなると考えてあるんでしょうか。 121: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) LINEの機能拡充とかで、いろいろ市民からの通報とかに対応し始めています。その辺がより活発になれば、コールセンターへの問合せも少なくなるのではなかろうかと考えております。  コールセンターも365日、正月も年末年始も朝8時から夜9時まで出ていますので、その辺も業者にとってはなかなか対応が難しい部分もあるかと思います。その辺の見直しも含めて、いろんな通報機能が利用されていけば、コールセンターも少し縮小というか、そんな方向になればいいなとは考えています。以上です。 122: ◯委員(大塚みどり) 新しい課に令和4年になったと。これは決算なので、決算のほうから見ると、このプロモーション推進課という新しい課ができたということで、片仮名ではあるし、一体何を推進しているのかなという問合せがありまして、広報紙に載ったときもよく意味が分からないと。60歳後半の方から説明してほしいというのがあるんですけれども、やっぱりLINEの周知等も含めて、もうちょっと企画力を持っていかないといけないんじゃないかなと思います。その辺はもっと、部長を含めて長い間ここを推進しているんですけれども、何か企画力というのをお聞かせ願えたら市民にお話しできるかなと思いますが、どんなでしょうか。 123: ◯総合政策部長(橋本成宣) ご指導ありがとうございます。プロモーションでございますので、市を売り込んで、情報を発信していきたいということでございます。それは市の内外を含めて、市のいいところとかをアピールしていきたいというところでございます。広報であったり、ふるさと納税、そういうところも使いながら、市のにぎわいの部分もアピールしながら大野城市をアピールしていきたいと思っておりますので、その辺は企画力を持ってやれるように一同頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします。 124: ◯委員(大塚みどり) デジタル推進とともに、ここは大きく市のアピール、市が何をしているかというのを、ある意味市長の考え、皆さんの政策、各担当の政策を打ち出すところであると思います。そういう意味で、ぜひ市民に分かりやすく、そして活性化できるようにということで、今回は要望として出しておきます。説明をいつか受けたいと思いますので、よろしくお願いします。 125: ◯委員(河村康之) 関連ですけれども、ちなみに今現在、LINE等を使っている方とか、大野城市のLINEの登録の数とかは分かりますか。どれぐらいの方がいるのか。 126: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) LINEの登録者数ですけれども、令和4年の8月末現在で1万5,701人になっております。 127: ◯委員(山上高昭) 先ほど、プロモーション課が云々と出たんですけれども、そのプロモーション課とにぎわいづくり協議会の事業の関係というのはどんな感じになっていますか。何をにぎわいづくり協議会に頼んで、にぎわいをつくろうとしているか。 128: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) プロモーション推進課とにぎわいづくり協議会の関係性ということですけれども、にぎわいづくり協議会は一般社団法人で設立をされております。市の地域資源とかを集めて情報を発信して、市内にいいにぎわいをつくろうということですけれども、プロモーション推進課としては市ではできない部分をやっていただいているかとは感じております。市としては、その運営に補助金を提出しまして、運営を支援しているところであります。 129: ◯プロモーション推進課係長(大串慶太) 補足で説明をさせていただきます。課長のほうからもありましたとおり、にぎわいづくり協議会につきましては、大野城市に潜在する地域資源を集約して、効果的な発信と活用を行うことで、大野城市のにぎわいづくりに資するということを大きな目的としております。プロモーション推進課としましては、市という公的な立場でありますので、公平公正な立場から、例えば民間事業所であったりというところの、特定の事業者に対して何かをするということが非常に難しくなっております。  にぎわいづくり協議会におきましては、先日コロナ禍におきましてエール飯であったりとかいったところで事業展開していただいておりますが、市役所ではできない民間事業者に対して、特定の事業者に対してもそういうふうな支援ができるという立場を活かして、市とは違う立場でにぎわいづくりに資していただいている事業所になります。以上でございます。 130: ◯委員(山上高昭) 商工会も同じような形でしていると思うんですが、商工会とにぎわいづくり協議会、にぎわいづくり協議会がやることによって、その効果というのは出ているんですか。 131: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) 商工会は、商工会会員さんがいらっしゃって、その会員さんのためというか、そういった活動をしておりますけれども、にぎわいづくり協議会は商工会の会員ではない事業所、市内の事業所、団体さん、全てが対象となりますので、そういった意味では商工会とは違った認識でいると思います。 132: ◯委員(山上高昭) 私もにぎわいづくり協議会の賛助会員になっているんですけれども、費用のバランスといいますか、ちょっと人件費が随分高いんじゃないかなという、事業に2,500万円かけている割にはちょっと事業があまり見えてこないかなと思うんですが、今後いろいろこういう協議会とかは自立するようにということで、補助金がどんどん減っていると思うんですが、予算をこんなにかけ続けるのか、それとももっと自立してもらうように予算を減らしていくのか、そういった考えというのを聞かせてください。 133: ◯プロモーション推進課係長(大串慶太) すみません、私のほうから回答させていただきます。委員おっしゃるとおり、にぎわいづくり協議会については、市からの少なくない補助金を支出しているところでございます。自主財源の確保につきましては、団体設立当初からの課題でもございまして、先日の施策マネジメントでも委員さんのほうからご指摘をいただいているところでございます。  設立の経緯だったり役割を考えると、先ほどお話した者から説明をさせていただいたように、市のにぎわいづくり創出のために、今後市の補助金を資するのが必要であるとは考えておるところでございます。ただし、ご指摘にもありますとおり、一つの法人団体としてしっかりと独立して運営してもらうために、財政面であったり業務面について、市の補助範囲も含めた関与の在り方を今現在にぎわいづくり協議会でも中長期基本計画を5年ごとに見直しを行っているところでございますので、一緒にいま一度検討してもらいたいと思っているところでございます。以上です。 134: ◯委員(山上高昭) もう一つ、これは別なんですけれども、ジョークエストは、もう随分なると思いますが、今の登録者数と、令和3年に立ち上げられた件数みたいなものが分かりますか。アプリの起動した件数。 135: ◯プロモーション推進課係長(大串慶太) 私のほうから回答させていただきます。ジョークエスト、今現在、アプリの登録件数は、平成28年の3月末から稼働しておりますけれども、8月末現在で5,458件のダウンロード数があっております。令和4年度だけで申し上げますと、4月からカウントして8月末で650件ご登録をいただいているところでございます。以上でございます。 136: ◯委員(山上高昭) 活用の状況と今後の見通しを教えてください。 137: ◯プロモーション推進課係長(大串慶太) 活用の状況でございますが、今年度につきましては市制50周年記念事業と併せまして、ジョークエストでの特別ミッションという形でイベントをさせていただいている関係がございまして、先ほど申し上げましたとおり半年間で650件ということでかなりご利用いただいていると感じております。  今後につきましては、今現在アプリでの運用でなかなか画像がきれいにダウンロードできないとか、ユーザー自体のスマートフォンの容量を取ってしまって、ずっとアプリを入れておくことが難しくなったりという不具合が生じておりますので、今後はウェブ版のほうに移行して活用させていこうと考えているところです。  今計画しておりますのは、12月からウェブ版のほうで稼働させていただいて、アプリのほうは今年度末までの並行稼働ということでやっていこうと思っておりますが、次年度以降はウェブ版1本でやっていくような形で考えております。以上です。 138: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 139: ◯委員(井福大昌) 市勢要覧作成事業なんですが、これは決算が15万8,000円ですが、令和4年度の当初予算で二十数倍に上がっているんですが、これは単純に市制50周年記念版だから二十数倍上がるんだよということでいいですか。 140: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) 今年度につきましては、50周年ということもありますので、特別に別版というか、市勢要覧の50周年記念版を作成するように業者に委託して作成中でございます。以上です。 141: ◯プロモーション推進課係長(渕上幸子) すみません、発言を修正させていただきたいのですが、先ほど渡邉委員のほうからご質問いただきましたLINEの通報の区を通すのかどうかというところについてですけれども、通報の時点では区を通さないんですけれども、通報を受けた後にその対応を行うに当たっては、区が管理している公園もございますし、道路につきましては補修工事等を行うに当たっても通行止めなどが生じたりしますので、建設管理課のほうに確認をしないと分からないんですけれども、公園管理は公園街路課ですけれども、その対応については区と連携しているのではないかと思いますけれども、確認が取れていないので、その点につきまして補足をさせていただきます。  それから、岡部委員のコールセンターの人数ですけれども、先ほど私が4名から6名と申しましたけれども、少ない時間帯は2名で、多い時間が6名となっておりますので、申し訳ございません、修正させていただきます。以上です。 142: ◯委員(井福大昌) 今のLINEの件ですけれども、1万5,000人の登録者のうち、27件の通報があって、27件中何件が対応もしくは対応中なのか教えてください。 143: ◯プロモーション推進課係長(渕上幸子) 今現在、対応中のものだと、件数は今手元に資料がございませんのでご回答ができないですけれども、後でご回答申し上げます。 144: ◯委員長(松田美由紀) ほかに。 145: ◯委員(平田不二香) 新規事業のシティプロモーション推進事業ですけれども、それはまさにプロモーション推進課が市をアピールするという部分で大野城ファンを増やすプランニングがされているものと認識していますが、具体的にはどのような事業が今のところできているでしょうか。 146: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) シティプロモーションプランニング委託料ですけれども、現在令和3年度、4年度と2か年契約でプランニングを業務委託しております。  令和3年度の委託内容としては、今の現状分析と、必要な部分の追加調査の分析、あとどういった方々にターゲットを絞ってやっていくかというところのターゲット設定の提案、その取組への助言などを委託しております。  現状分析としては、策定時の統計的なデータから大野城市の現状を再分析していただいて、都市圏の住民がアクセスよく、住宅価格が比較的安価である本市が選ばれているということが分かっております。  同様な条件を近隣自治体も持っていますけれども、その方々が誰になぜ選ばれているのかというところが分かっていない状況でした。それで、追加調査として、転入者に対してのインタビュー調査、それと大野城市の資産・資源の整理、あと、コロナ禍での意識調査と、現状の状況の強み弱みなどを分析するSWOT分析、ターゲット層の分析、あと教育評判の調査、それから他自治体の事例調査などを行っていただきます。  そこで、大野城市に住んだ人のニーズを細分化して、狙うべきターゲット層というのを絞り込んでおります。そのターゲット層というのは、大きく二つの層に分けられております。  一つは、エリアよりも物件を重視する通勤重視ファミリー層、もう一つは物件よりもエリアを重視している教育・子育て重視ファミリー層の二つの層があるということが分かっております。その二つの層を比較・分析して、ターゲット層をより明確化いたしております。  そこで、通勤重視ファミリー層が求めているのは通勤の便利さで、本市の交通の便のよさは誰もが認知しているところでありますので、プロモーションにおいて向上の余地が少ないであろうという判断をしております。  一方、教育・子育て重視ファミリー層が求めているのは、教育・子育ての環境で、一定の評価は得られているものの、インタビューや評判調査ではそれらの魅力が十分に伝え切れていないだろうということが分かりました。そこで、その教育・子育てファミリー層に対して、今後のプロモーションをしていこうということで、令和3年度はそういうことになっています。  令和4年度につきましては、そのターゲットを教育・子育て重視ファミリー層にしましたので、そこにより効果的なアプローチの仕方というところをうちのほうで策定をしていくこととしております。以上です。 147: ◯委員(平田不二香) 2年間で調査分析をするということですか。 148: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) 調査分析は令和3年度にいたしております。今からは、ターゲットを絞り込みましたので、そこに対してどのようなPRを、プロモーションをしていこうかというところの検討をしていくこととしております。以上です。 149: ◯委員(平田不二香) 広告代理店に委託しているということでしたけれども、どちらの会社に委託されているんですか。 150: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) 委託先は電通の共同企業体になります。 151: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 152: ◯委員(平田不二香) はい。 153: ◯委員長(松田美由紀) ほか、ありませんか。 154: ◯委員(渡邉知之) 今の関連ですけれども、PRをプロモーションしていくに当たって、子育て世代の方たちにPRをして、一般的にされていっているとは思うんですけれども、やはり住んでいただくためには、実際に不動産会社だとか住宅メーカーとか、そういったところに実際住もうとされている方たちが行って、各市の評判等をお聞きしているというところを言われたんですけれども、その住宅メーカーや不動産の方たちとお話ししたときに、大野城市はあまりPRがうまくないというような話があったんですね。そういったところに、子育てには便利ですよというのをPRするようなお考えというのはないんですか。 155: ◯総合政策部長(橋本成宣) 今、お話がありましたように、そういう広報の仕方というか、アピールの仕方とかいうところも、調査の中で少し課題として挙がっておりますので、そういう所も含めて、今シティプロモーションのほうはビジョンをつくって、市内外のファンを増やしていくという方向で決めていたんですけれども、もう少しコアにターゲットを絞って、どういうところをやっていこうかというところのアクションプランをつくろうとしております。それを今年度中につくりまして、令和4年度からアクションプランの実施に向けて動いていきたいと思っております。以上です。 156: ◯委員長(松田美由紀) ほか、ありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 157: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、プロモーション推進課所管分の質疑を終わります。 158: ◯デジタル推進課長(原 勇作) すみません、先ほどお伝えしたものについて、1点、数値の訂正をお願いいたします。  先ほど、平田委員のほうからいただきました行政手続オンライン化事業の中で、証明書全体の発行件数についてお答えいたしましたけれども、すみません、そこの数値について誤りがございました。正しくは、住民票が約4万5,000件、印鑑登録証が約3万件、税証明ついては約1万件となっております。大変失礼いたしました。以上でございます。 159: ◯委員長(松田美由紀) ほか、ありませんか。いいですね。  それでは、総合政策部所管分について、質疑漏れはありませんか。 160: ◯委員(松崎正和) 質問の前に1点、先ほどプロモーション課が、市民から意味が分からないと。私たちでも部が変わる、課が変わる、所管が変わる、名称が変わる、頻繁にやられるともう分からんごとなる。その辺をね、部長もいらっしゃるので、十分今後気をつけて考慮しながら。全然分からない。よろしくお願いいたします。  55ページ、一番下、公共サイン整備事業の5,000万円ですけれども、随分前からスタートした事業で、公共施設があちこち新しくできるわけでもないし、何でこんなに毎年これだけの費用がかかって、ちょっとそれを、素朴な疑問ですけれども、いかがですか。 161: ◯経営戦略課長(甲斐めぐみ) 公共サイン整備事業につきましては、平成31年3月に策定をしております大野城市サイン基本計画に基づいて実施をさせていただいておりまして、令和元年の8月にアクションプランを策定しております。サインの整備計画につきましては、令和2年度から開始させていただいておりまして、実施設計を行って工事という、設計から工事までを考えると2か年させていただいておりまして、数が多ございますので地区ごとに分けて行っております。ですので、それぞれの地区ごとで行っている関係上、少し時間をかけさせていただいておるところでございます。  最終的には、令和6年度完了を目指して行っておりますので、それまでに市内にある各種サインを整備していくという流れで計画に基づいて行っているものでございます。以上です。 162: ◯委員(松崎正和) スタート年度が令和2年、3年、そんな最近じゃない。もう10年ぐらい前じゃないんですか、サイン計画そのものは。 163: ◯経営戦略課長(甲斐めぐみ) サイン計画自体は、随分前から実施をしておりますけれども、改修とかが必要になったことから、計画の改定を行ったのが平成31年3月でございます。実際に、もともとかかっていたサインをユニバーサルデザインとかにし直して、改めてすると決めて進めているのが現在の計画でございます。 164: ◯委員(松崎正和) 令和6年には終わるということでしょうから、それで。  56ページの上、公共サービスDOCK事業、これももう随分前から、いわゆる事務事業の改善あたりをやっているんでしょうけれども、未来永劫続くんですか。何年から始めたの。 165: ◯経営戦略課係長(内薗 司) 私のほうからお答えさせていただきます。  第1期のDOCK事業につきましては、平成19年の途中から始まりまして、今第5期目となっております。 166: ◯委員(松崎正和) それだからね、どういう成果というかね。平成19年だから随分長く続いてますよ。やればそれなりに改善していくわけでしょう。毎年これだけの五、六百万円の金がね、毎年やっていかないといけないものなのか。それを。 167: ◯総合政策部長(橋本成宣) 最初にDOCK事業を始めたときは、フルコスト診断でありますとか、実施計画の診断、政策事業の診断だとか、事務事業ベースで無駄がないかどうかとか、政策目的がはっきりしているかどうかとか、そういう事務事業ベースで診断をしておったんですけれども、今回やっておりますDOCK事業は施策マネジメントとして、一つの施策をまとまりとして総合計画の都市将来像に向けて事業ができているか、そういうところを見ていこうというところで、少し改善をしておるところでございます。  まだ新しい施策マネジメントが始まって4年目の状態でございますので、もう少し様子を見ていきたいと思っております。以上です。 168: ◯委員(松崎正和) まあ、必要だからやっているんでしょうけれども、それだけ金をかけて改善していけばですね。だから早めにきちんとしたものを出していただけたらと思います。  それともう一つ、先ほど出ていたにぎわいづくり協議会、以前も常任委員会か何かで発言しました。2,500万円、組織を聞いたら一つの課のようなぐらいの方がいらっしゃるようで、随分、もう何年も前から進んでいると。ほかにも、市でもにぎわいづくりをやっていますので。それを毎年こういう組織で続ける必要があるのかどうか。要するに我々に見えないわけです。2,500万円かけてそれをやっています、じゃ、何をやっているのか。全く議会としても分からない。それだけの金を毎年使って継続する必要があるのかなと、そういう疑問を持っていますけれども、いかがでしょうか。 169: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) 継続するかどうかというところですけれども、現在にぎわいづくり協議会については、中長期基本計画を平成30年に定めまして、その10年計画の中で事業を行っております。それが、今年度中間の見直しの時期になりますので、先ほど説明しましたが、今までやってきたことの評価とか分析をして、今後の5年間どんな内容で事業を展開したらいいのかというところを今協議をしております。  その中で、会員の取得が課題となっていますけれども、その辺の課題とか補助金のところも、どういった補助が適正なのかというところも検討するようにしていますので、市としてはにぎわいづくり協議会が一定の評価、地域団体とか事業所からは頼られている存在ではありますので、その辺も我々としては認識しております。  それから、市の事業のことですけれども、PRの方法がうまくいっていないというところが現実でありますので、ホームページとかSNSで発信はしていますけれども、その辺もより効果的なPRの方法というところも一緒に検討していきたいと考えております。以上です。 170: ◯委員(松崎正和) 私たちはチェック機関ですからね。いわゆるこれだけの費用対効果をきちんとチェックする立場にある。それを考えたときに必要かなと率直に思う。必要だからやってあるんでしょうけれども、その辺をぜひ、こういうことをやっています、これだけの成果が出ましたということを、機会があればぜひ報告いただきたい。以上です。 171: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 172: ◯委員(岡部かおり) ジョー君関連グッズの製作費のことなんですが、今後どのようなグッズを作製する予定がありますか。 173: ◯プロモーション推進課係長(大串慶太) グッズの作製ということですけれども、まず今年度につきましては、ジョー君のぬいぐるみを作りたいなということで今動いているところです。あとは、啓発品として、風船の中にイラストを印刷したものを作製して、来られたお客さん方に風船を渡してPRするようにできればいいなと考えているところです。ただ、来年考えているのが、本年度になるかもしれませんけれども、まどかちゃんもせっかく本年度から一緒に扱うことになりますので、まどかちゃんのチャームポイントでありますキキョウのヘアピンを何か作れたらいいなと考えているところでございます。以上です。 174: ◯委員(岡部かおり) ありがとうございます。私たちもつけれるように、よかったらピンバッジ等も製作してもらいたいなと思います。  あと、結構私も議員になってジョー君グッズを買うことが増えたんですが、ふるさと館に行ったときにTシャツがもう在庫だけとか、結構このにぎわいづくり協議会で夏休みにいろいろ企画してありまして、その中でジョー君Tシャツをみんなで着て子どもたちで楽しもうと思ったんですが、Tシャツがもうありませんとか、在庫が全部ないですとか言っているのに対して、この268万円もあるのに対して、もう作ったら1回で終わりなのかなとか思って。  にぎわいづくり協議会の中で、夏休みはわくわくパビリオンというのがあって、毎週いろいろ、子どもたちにとってはすごくいいイベントだったなと思うんですけれども、そしてまた今度秋に冊子ができるみたいなので、もっとPRの仕方も考えていかないといけないんじゃないかと思います。またよろしくお願いします。以上です。 175: ◯委員長(松田美由紀) 要望ですね。ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕
    176: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、総合政策部所管分の質疑を終わります。  暫時休憩します。再開を11時10分とします。     (休憩 午前10時52分)     (再開 午前11時09分) 177: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。  これより危機管理部所管分の審査を行います。 178: ◯危機管理部長(山本一弘) こんにちは。危機管理部です。  危機管理部の所管は、危機管理課のみとなっております。  令和3年度決算につきまして危機管理課長から説明させますので、審査のほどよろしくお願言申し上げます。以上です。 179: ◯委員長(松田美由紀) それでは、危機管理課所管分の説明を求めます。 180: ◯危機管理課長(田代崇憲) それでは、危機管理課所管分の事務事業の成果についてご説明をいたします。事務事業の成果説明書、59ページをお願いいたします。  59ページ、上から2番目の表、2款1項1目一般管理費、職員給与費でございます。決算額は5,128万2,000円で、対前年度比1,138万5,000円の増となっております。  これは、災害配備に従事した職員や、新型コロナウイルス感染症対策に従事した職員の時間外勤務手当となっており、昨年度は8月の豪雨により1週間程度災害配備をしいたことや、新型コロナウイルス感染症への対応に従事した職員が多かったことから、前年度に比べ増額となっております。  次に、2款1項14目災害支援費でございます。支出はなく、対前年度比38万1,000円の減となっております。これは、被災地支援事業でありまして、昨年度は被災地支援を行っていないためでございます。  続きまして、60ページをお願いいたします。  2款1項17目新型コロナウイルス感染症対策費でございます。こちらは、令和3年度からの新規事業となります。決算額が772万6,000円となっております。  自宅療養者世帯支援事業は、自宅療養となった新型コロナウイルス感染者の陽性者などのうち、親族等の支援を受けることができない世帯の日常生活を支援するため、食料品等の支援をするものと、買物を代行する事業でございまして、決算額は703万6,000円でございます。  また、新型コロナウイルス感染症対策事業は、留守家庭児童保育所、市立保育所における感染症対策を施し、感染の拡大を防止するため、空気清浄機や自動除菌機能つきの遊具箱、非接触型体温計などを購入したもので、決算額は69万円でございます。  次に、3款4項1目救助費でございます。支出は5,000円となっております。これは、8月の豪雨の際に、床下浸水をした世帯への災害見舞金となっております。  次に、9款1項1目消防総務費でございます。決算額は10億585万4,000円で、対前年度比1億8,623万7,000円の減となっております。減額となった主な要因といたしましては、災害情報伝達システム改修事業の減額や、避難所サイン整備事業が完了したことによるものでございます。  それでは、消防総務費の各事業についてご説明をいたします。  まず、職員給与費は、担当職員2名分の給与となります。  防災諸費は、決算額が2,695万1,000円で、対前年度比3,239万9,000円の減となっております。減額となりました主な理由といたしましては、先ほど申しました避難所サイン整備事業が完了したことによるものでございます。  防災諸費の主な事業についてですが、上から3番目の丸、ハザードマップ更新事業では、大野城市総合防災マップを更新いたしまして、本年3月に全戸配布を行っております。  また、下から2番目の丸、総合防災訓練事業では、令和2年度に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響により、市民総ぐるみ訓練を各区の自主防災組織、コミュニティセンター、学校の教職員並びに児童生徒、市職員など、関係者に限定をした実施となり、一般市民の参加がございませんでしたので、参加者人数が約1万500人となり、コロナ禍前の半数程度となっております。  次に、春日・大野城・那珂川消防組合分担金です。これは、消防本部及び消防署の運営に関する構成市の分担金となります。決算額は9億989万1,000円で、対前年度比1,999万8,000円の減となっております。  続きまして、61ページをお願いいたします。  防災危機管理費は、決算額が5,222万4,000円で、対前年度比1億3,417万円の減となっております。減額となりました主な要因といたしましては、Jアラート改修事業の完了や、災害情報伝達システム改修事業のうち、子局のデジタル化工事など、大きなものが完了したことによるものでございます。  防災危機管理費の主な事業についてですが、上から4番目の丸、職員緊急事態等対処訓練事業につきましては、災害時広報訓練として緊急事態発生時の記者会見資料の作成や司会進行の要領、模擬記者会見の訓練等を実施いたしております。  次に、下から2番目の丸、災害情報伝達システム改修事業は、戸別受信機を導入するための再送信局の設置工事、戸別受信機500台の購入費となっております。  一番下の丸、防災人材育成事業では、防災士養成講座を実施し、59人が新たに防災士の資格を取得されております。防災士につきましては、本年5月に大野城市防災士連絡協議会を設置いたしまして、今後新たな共助の仕組みとして、各地域で活動をしていく予定としております。  次に、9款1項2目非常備消防費でございます。決算額は1,687万8,000円で、対前年度比86万8,000円の減となっております。  消防団費の主な事業は、消防団員の報酬、費用弁償、退職金など、消防団を運営するための事業でございます。令和3年度も令和2年度と同様に新型コロナウイルス感染症の影響により、消防操法大会が中止となるなど、消防団の行事や訓練の回数が大幅に減少したことから、コロナ禍の前と比較して決算額が減少しております。  続きまして、62ページをお願いいたします。  9款1項3目消防施設費でございます。決算額は3,207万6,000円で、対前年度比2,729万2,000円の増となっております。  この事業は、消防格納庫や消防車両などの消防施設の維持管理を行う事業でございますが、増額の要因は第4分団格納庫の建て替え工事を実施したことによるものでございます。  最後に、9款1項4目水防費でございます。決算額は18万7,000円で、対前年度比64%減、金額にして32万6,000円の減となっております。  水防費の主な事業は、土のうを作成し保管をすること、また土のう袋、ブルーシート等の水防資機材の購入でございます。前年度に比べ、保管している土のうのうち、劣化したものが少なかったことなどにより、前年度に比べ減額となっております。説明は以上でございます。 181: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 182: ◯委員(河村康之) 62ページの倉庫格納庫改修事業2,800万円、予算が1,800万円程度だったと思ったんですけれども、これは何か大分上がっていますけれども、何か意味があるんですか。 183: ◯危機管理課長(田代崇憲) 第4分団の消防格納庫改修事業につきましては、資機材等の高騰によりまして、工事費が増額をしております。その分につきましては、昨年度補正予算にてお願いをしているところでございます。以上です。 184: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 185: ◯委員(中村真一) 60ページの新型コロナウイルス感染症対策事業費の自宅療養者世帯支援事業ですが、これは何世帯だったのでしょうか。 186: ◯危機管理課長(田代崇憲) 昨年度の実績が、自宅療養支援として538世帯、1,797名となっております。以上でございます。 187: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 188: ◯委員(中村真一) はい。 189: ◯委員(岡部かおり) 関連いたしまして、今の1,197名に対して、お年寄りという言い方はおかしいんですが、独り暮らし、独居の方は何人いらっしゃいますか。 190: ◯危機管理課長(田代崇憲) そこまでの集計をしておりませんので、後ほどご回答させていただきます。 191: ◯委員(岡部かおり) 結局お年寄りで独りで交通弱者の方もいらっしゃって、コロナになった、だけれどもどうしようもできないといって民生委員さんに頼んでいるんですが、民生委員さんも限界で、やっぱりコロナにかかりたくないということで、要はコロナ難民といいますが、独りで悩んでいたお年寄りもいらっしゃったみたいなので、そこを詳しくもう少し教えていただきたいなと思います。  次の質問をしてもいいですか。その下の、新型コロナウイルス感染症対策事業についてですが、もう少し詳しく教えていただけますか。 192: ◯危機管理課長(田代崇憲) 新型コロナウイルス感染症の対策事業につきましては、昨年9月に区長会のほうから、新型コロナウイルス感染症対策を目的としたご寄附をいただいております。そのときのご寄附の意向でございまして、意向に沿いまして、子どもたちの健康を守ることを目的として市内の小中学校、ランドセルクラブ、市立保育所といったところにおいて使用する感染症対策物品を、危機管理課のほうで取りまとめて購入し、分配をしたものでございます。以上でございます。 193: ◯委員(岡部かおり) ありがとうございます。 194: ◯委員長(松田美由紀) ほか、ありませんか。 195: ◯委員(井福大昌) ちょっとこれ、金額とは関係ないんですが、全体的な話で、今回機構改革によって危機管理課というものが独立して設置されまして、今まで安全安心課が所管していたような消防団関係、防災関係まで一手に引き受けていらっしゃいまして、危機管理部という危機管理課は、やっぱり市民の命に直結する大事な課だと思っています。どれぐらいの量の仕事が移管されて、人数の増減とかは大丈夫なのかというのをちょっと教えてください。 196: ◯危機管理課長(田代崇憲) ありがとうございます。旧安全安心課から移管を受けている事業は、主には消防団関連、それから災害時の避難時の要支援者関連事業、それから自主防災組織、こういったものが主な事業として出ております。その分、職員のほうも昨年度に比べれば安全安心課から移管を受けておりますので、今いる職員の中で精一杯させていただいておるところでございます。以上でございます。 197: ◯委員(井福大昌) 何人ぐらい増えられているんですか。 198: ◯危機管理課長(田代崇憲) 旧安全安心課からは、正規職員が3名、それから会計年度任用職員の防災専門官が2名、あと避難行動要支援者の関係で専門の会計年度任用職員、パートになりますけれども、それが2名ということになります。以上です。 199: ◯委員(井福大昌) ありがとうございます。 200: ◯委員(大塚みどり) 戻りますけれども、コロナ対策の自宅療養者世帯の支援事業についてお伺いします。  昨年9月に説明があったときに、こちらからプッシュして情報を得て相手方に届けるというのと、市民の方が市がやっているということを知って自分から問い合わせてやっているものと、これの割合というか、何かそういったデータはありますでしょうか。 201: ◯危機管理課長(田代崇憲) お申込みされた方が、どのような経緯で制度をお知りになりお申込みされたかについては、特段申込み時点でお伺いをしておりませんので、申し訳ございませんけれどもそこの数字というのはございません。 202: ◯委員(大塚みどり) 最後確認ですけれども、ではプッシュだけは分かっているんですか、それもカウントされていなくて、患者が分かり次第やっていたということでしょうか。 203: ◯危機管理課長(田代崇憲) お申込みのときに、私どもからご案内したのかとか、そこまでは詳しく調べておりませんので、数字自体も持ち合わせておりません。  ちょっと補足をしますと、当然この事業自体、広く皆様に知っていただきたいというところがあります。それから、先ほどの岡部委員のご質問にも関連するんですが、高齢者の方につきましては、今でも保健所のほうから連絡を直接していることが多ございますので、そのときには重ねてご案内をさせていただいているところです。  一般の方はもう今、ショートメールが保健所から来るだけになりましたので、そのショートメールさえご覧になっていただければ、しっかり県のホームページのほうに案内は載っておるんですけれども、高齢者の方というのはなかなかその辺が苦手な方がいらっしゃいますので、その辺りは保健所のほうからまだお電話とかで連絡しているというところでございます。以上です。 204: ◯委員(河村康之) 62ページの9款1項1目の目の数値のところですけれども、災害情報の配信サービス、登録者が1,500名ぐらいということで、これは要支援者名簿の中のうちということなのか、ちょっとその条件と、本当はもっと3,000人ぐらいいるけれどもこれだけなんだよというのか、ちょっとこの辺を。 205: ◯危機管理課長(田代崇憲) 目の数値目標に関連したものでございます。災害情報等配信サービスにつきましては、対象としている方が土砂災害警戒区域等にお住まいの方、それから浸水想定区域にお住まいで、高齢者などなかなか情報を取ることが難しい方、それから視覚障がい、聴覚障がい、そういった方を対象としておりまして、母数といいますか、そういった方が約3,000世帯ほどございます。その中で、現在1,500世帯程度がお申込みをいただいているというところでございます。  避難行動要支援者名簿作成の際の案内を送付するときにも、その該当する方にはご案内のチラシを同封いたしまして周知しているところでございます。以上です。 206: ◯委員長(松田美由紀) ほか、ありませんか。 207: ◯委員(中村真一) 60ページの春日・大野城・那珂川消防組合分担金の件ですけれども、この分担金の詳細というか、主なものでいいんですけれども、どういったものを分担しているのかと、あと予算よりも3,000万円ぐらい減っておるんですけれども、コロナとかそういう何か、3,000万円減額になった理由を教えてください。 208: ◯危機管理課長(田代崇憲) まず、分担金でございますけれども、こちらは消防本部それから消防署、全ての費用ですので、職員の人件費であったりいろいろ資機材購入費等々、全ての費用を3市で分けて分担していると、構成市で分けて分担しているものになります。  それから、予算に比べて3,000万円ほど分担金が落ち込んでいる分につきましては、原因の一つとしては人件費の減少がございます。理由も様々あるんですけれども、コロナに関連しますと、新型コロナによりまして非番の消防職員が例えば講座とかそういったものに出る、訓練・指導とかそういったものに出る機会が少なくなったことによる人件費の減というのが原因の一つと思っております。以上です。 209: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 210: ◯委員(河村康之) 61ページの個別受信機ですけれども、これは令和3年度の購入事業なので、今年度から開始されておると思うので、ちょっと決算とは違うかもしれませんけれども、配布状況と、配布のときの手順といいましょうか、どういった形になりますか。 211: ◯危機管理課長(田代崇憲) 配布は現在、まだ27件にとどまっております。配布の手順でございますけれども、お申込みいただきましたら、まずはそれぞれの地域ごとにどの子局の電波を拾うかというのがございますので、デモ機を一旦お貸しさせていただいております。そのデモ機で電波が届くかどうか等、あとは流れてくるものを聞いていただいて、その結果正式にお申込みいただくということになりましたら、新品の戸別受信機をお渡ししているという状況になります。設定の手数料を1台当たり2,000円のご負担をいただいておりますので、その後に負担金のほうはお支払いいただくという手順を取っております。以上でございます。 212: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 213: ◯委員(大塚みどり) 今のところに関連して、高齢者で介護中とか、ご夫婦で高齢者世帯とか、なかなか耳が聞こえなくて、ご近所の民生委員さんがピンポンを押しても全然出てこないということで、うちの近辺もそういう方が何軒か増えてきたんですが、戸別受信機のそういった啓蒙というか推進で、どういった経緯でこちらに置いたほうがいいんじゃないかということができるんでしょうか。そういったことは考えてあるでしょうか。 214: ◯危機管理課長(田代崇憲) 戸別受信機は、外のスピーカーが屋内だと聞き取りづらいという、それを補うためにお配りをしておりますので、正直言いますと、耳の不自由な方にはなかなか不向きがあるかなと思います。そのような方は、例えば災害情報等配信サービスのほうで、携帯電話をお持ちかどうかは分かりませんけれども、メールで情報を送ってくるシステム、それからファクスで送るようなシステム等もございますので、そういったものをご活用いただければと思います。以上です。 215: ◯委員(大塚みどり) そういった仕組みを知らないままでいるという方が多分おられると思うんですけれども、その辺は危機管理課として関連の課とということはされているんでしょうか。 216: ◯危機管理課長(田代崇憲) 様々な災害時の情報伝達手段があるということは、知っていただくということが非常に大事ですので、現在例えば出前講座とかでも災害時の情報伝達についてご紹介させていただいております。例えば、民生委員さん対象の出前講座とかも行っておりますので、そういった中で周知をしているのがまず一つですね。  それと、例えば福祉サービス課との連携も重要になってくると思います。目の不自由な方、耳が不自由な方、こういった方にも災害情報等配信サービスを含め、いろんな伝達手段があるというのは連携しながらやっておりますけれども、より一層漏れがないように連携していきたいと思っております。以上です。 217: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 218: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で危機管理部所管分の質疑を終わります。  暫時休憩します。     (休憩 午前11時33分)     (再開 午前11時34分) 219: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。  これより、総務財政部所管分の審査を行います。 220: ◯総務財政部長(船越康二) 総務財政部でございます。総務財政部は、人事マネジメント課、総務管理課、財政課、財産管理課、給付金対策室の4課1室でございます。できる限り分かりやすい説明に努めてまいります。ご審議、どうぞよろしくお願いいたします。 221: ◯委員長(松田美由紀) それでは、人事マネジメント課所管分の説明を求めます。 222: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) それでは、人事マネジメント課所管分についてご説明いたします。  事務事業の成果説明書、62ページをお願いいたします。  2款1項1目一般管理費でございます。決算額は15億1,799万7,000円で、前年度比4,495万6,000円の増となっております。  それでは、各事業につきまして、ご説明をいたします。  まず初めに、人事管理費でございます。決算額が2億4,349万5,000円、前年度比で4,600万3,000円の増となっております。この主な要因は、職員の育児休業や病気休暇に伴う代替会計年度任用職員の増加や、新たに会計年度任用職員分の共済組合負担金が発生したことによるものです。  次に、63ページをお願いいたします。  職員採用事務事業では、職員採用試験を実施し、令和3年度は15名の採用をしております。  次に、職員福利厚生費でございます。決算額は918万9,000円で、前年度比10万2,000円の増となっております。主な要因は、会計年度任用職員の共済組合加入に伴うライフプランセミナー負担金の増や、令和2年度はコロナで中止となったスポーツ大会等が令和3年度に実施されたことに伴う大会参加等助成金の増となっております。  次に、職員衛生管理費は、決算額が825万5,000円で、前年度比33万2,000円の増となっております。主な要因は、職員健診事業において、会計年度任用職員の共済組合加入に伴い、共済組合の健康診断の受診対象者が増加したことや、ストレスチェック対象者の増によるものです。
     次に、職員研修費は、決算額が207万9,000円で、前年度比70万9,000円の増となっております。この主な要因として、令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により職員研修事業の大半が中止となりましたが、令和3年度は研修が再開したことによる増となっております。  最後に、職員給与費は、決算額12億5,497万9,000円で、前年度比219万円の減となっております。ここでは特別職、一般職と合わせまして116名分の職員の給料、手当、共済費、また市長部局に係る退職手当組合負担金等を支出いたしております。説明は以上でございます。 223: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 224: ◯委員(河村康之) 62ページの2款1項1目の目の数値のところ、ストレスチェックの受診率100%のところは99.7%ということで、この0.3%はどういう方ですか。 225: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 今おっしゃったように、令和3年度は99.7%ではあるんですが、0.3%の職員の内訳を今持ち合わせておりません。申し訳ありません。 226: ◯委員(河村康之) 何らかの状況で受けれなかったのだと思うんですけれども、こういうストレスによって休職されている職員の方もいらっしゃると思うんですけれども、その方たちの復職はどんな状況になっていますか。 227: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 今おっしゃるように、いろんな要因を起因として、特に精神的な疾患で病気休暇、それから休職に至る職員がおります。今、委員がおっしゃったように、そういう方は復職を目指して進めていくんですが、復帰支援プログラムというのがございます。これは、病気休暇あるいは休職中に、休職している対象の者が所属長とよく話して、大体1か月ぐらいを目安に少しずつ慣らしていくという期間を設けて復帰へという形を取っております。それによって、対象者の職場に復帰する負担を少しずつ軽減しながら、スムーズに復帰できるような体制を取っております。 228: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 229: ◯委員(大塚みどり) 今のに関連して、今回コロナで参考にならないところもあると思うんですけれども、担当課によって精神的な疾患の傾向が出ているのかが1点、もう1点は、その方たちの負担というか、要因となるものはいろいろあると思うんですけれども、例えば課を異動したいといったことも、マネジメントと新しくついていますので、そういう意味かなということでちょっとお尋ねを、この2点、どんなでしょう。 230: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) そうですね、特に精神的なもので休む職員、それは基本的にはいろんな要因が複合しているケースが多いと。特に、例えば職場環境であるとか、今自分が担っている仕事が合わないとか、あと職場の人間関係とかということもございますし、プライベートなこともあります。  人事としては、ここ例年、病休、休職が出ておりますので、EAPの活用ということを全庁的に進めております。特に管理職あたりも、例えばそういった傾向が見られるような職員もいれば、どういうふうに対応していったらいいのかという、そういった相談を受けれるような形でEAPを活用してくださいということで広く周知はしております。以上でございます。 231: ◯委員(大塚みどり) 所属長とは、いわゆる課長、係長クラスということなんでしょうか。 232: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 通常、所属長といいますと、課長級となります。研修の中で、特に課長級を対象とした研修で、先ほど言ったEAPの体制であるとかメンタルケアの部分を昨年度は特に注視して行ったところでございます。 233: ◯委員(大塚みどり) このコロナになって見る限りで、課長クラスもメンタル面で休職して退職した方、今休職中もおられるみたいですけれども、そういった方も含めて大変人事マネジメント課としては今までどおりではいけないんじゃないかと、新しい対策が必要だからこの人事マネジメント課という新しい名前になったんじゃないかなと期待するものがあるんですけれども、その辺は何か、今までと違うところ、変わったところというのは、今お話を聞いたところだけなんでしょうか。 234: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 大塚委員がおっしゃるように、ここ二、三年のコロナの影響で、非常に閉塞的な社会になっているというところ、それを受けて市役所で我々は一生懸命働いておるんですけれども、その中で当然マスク、消毒はもちろんのこと、昼食あたりも離れて取って黙食をすると、例えば歓送迎会でももう3年ぐらいやっていませんし、そういった意味でなかなか上下、横も含めて職員のコミュニケーションが取りづらい状況になっているというのは把握しております。  ただ、その中で、課長の休職、退職のお話がありましたけれども、やはりその中でも管理職となると、責任と下の者をというものが出てきますので、コロナで苦しんでいるのは当然我々職員だけではなく、市民の方全員、議員の方も全員ですので、その中でも何とかやっていこうというところで、今一丸となってやっているところでございます。  新たな取組としては、新たなといいますか、いわゆる働き方改革、これはもう言われて久しいんですけれども、働き方改革の中で特にコロナであるとか、あとワクチンの集団接種とかコロナの対応、例えば市民の方から、保育所、幼稚園に通っている子どもさんがいらっしゃる、小学校、中学校のお子さんがいらっしゃると、そういうところの部署は、やはり陽性だなんだの対応で今時間外のほうにもかなり足が出て、努めているところでございますけれども、その中でなるべく時間外の縮減と、あと働き方はもう一つがやっぱり休み、有給休暇の取得の推進ということで、大きく変わったところはございませんけれども、そういったところを特に顕在化して進めておるところでございます。 235: ◯委員(大塚みどり) なかなか繊細なところなんですけれども、令和3年の状況でいいですので、復職率が分かれば教えていただきたいんですけれども。 236: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 病気休暇あるいは休職者の復職率ですね。復職率は今持ち合わせておりませんので、後ほど回答ということでよろしゅうございますでしょうか。すみません。 237: ◯委員(大塚みどり) いいです。 238: ◯委員長(松田美由紀) 一番最初に大塚委員が、課によって休職の傾向が出ているかという質問に対しての答えはもらったんですかね。 239: ◯委員(大塚みどり) してもらってないですね。 240: ◯委員長(松田美由紀) 一番最初に大塚委員が、課によって休職傾向が出ているかという質問に対しての答えがまだなようですので、そのことに対して回答をお願いします。 241: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 失礼いたしました。それは、令和3年度の状況ということでよろしゅうございますでしょうか。 242: ◯委員(大塚みどり) はい。 243: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 特定的にどこの課が病休が多いということはございません。特定の課だけ、あるいは特定の部だけ病休が集中しているということはございません。以上でございます。 244: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 245: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で人事マネジメント課所管分の質疑を終わります。  続きまして、総務管理課所管分の説明を求めます。 246: ◯総務管理課長(古賀征男) それでは、総務管理課所管分についてご説明いたします。  事務事業の成果説明書、63ページをお願いいたします。総務管理課所管分は、全て旧総務課からの移管となっております。  2款1項1目一般管理費でございます。決算額は3,332万円、前年度比70万3,000円の増となっております。  各事業についてご説明いたします。  まず、初めに人事管理費でございます。決算額は9,000円で、前年度と同額となっております。こちらは、旅費計算ソフトの使用料となっております。  続きまして、64ページをお願いいたします。  行政事務費の決算額は3,228万8,000円、前年度比84万5,000円の増となっております。ここでは、会計年度任用職員の給与・報酬等、加除式法令集の追録代、法制システムの使用料、それから庁内の郵便物の郵送料を支出しております。  次に、表彰事務費でございます。決算額は102万3,000円、前年度比14万2,000円の減となっております。こちらは、大野城市の表彰に要する経費で、令和3年度の表彰におきましては、個人の方が114人、団体の方が4団体、合わせまして118の個人、団体の方々を表彰させていただいています。  次に、2款1項3目情報広報費でございます。文書管理費の決算額は662万円、前年度比17万円の増となっております。  まず一つ目の丸、文書ファイリング事務事業では、文書ファイリング用の消耗品や文書キャビネットなど、文書管理に要する経費を支出しております。  また、新規事業であります統合型財務会計・文書管理システム運用事業、こちらは、本システムで使用するサーバーのリース期間満了に伴いまして、財務会計システムと合わせてクラウド化に移行したことから、移行後の使用料を支出しております。  次に、2款2項1目税務総務費でございます。固定資産評価審査委員会の決算額は11万4,000円、前年度比11万3,000円の増となっております。こちらは、固定資産評価額に対する不服について審査をいたします固定資産評価審査委員会の運営に要する経費を支出しております。審査申出につきましては、令和2年度はゼロ件でしたが、令和3年度1件の審査の申出がありまして、これに対する委員会を4回開催しておりますので、前年度から増となっております。  続きまして、65ページをお願いいたします。  2款4項1目選挙管理委員会費でございます。決算額は1,697万円、前年度比70万4,000円の増となっております。  まず、職員給与費につきましては、決算額1,561万7,000円、前年度比70万8,000円の増で、事務局職員の人件費2人分を支出しております。  次に、選挙管理委員会委員費は、決算額115万9,000円、前年度比5,000円の減でございます。こちらは、選挙管理委員会委員の報酬及び費用弁償を支出しております。  次に、事務局運営費は、決算額15万1,000円、前年度比5万7,000円の増でございます。消耗品や、各種連合会への負担金等を支出しております。  次に、常時啓発費は、決算額4万3,000円、前年度比5万6,000円の減でございます。「明るい選挙啓発ポスター」の応募者に対する副賞などを支出しております。  次に、2款4項2目市長選挙費でございます。決算額は1,761万6,000円でございます。こちらは昨年9月5日に執行いたしました市長選挙に要する経費でございまして、事務従事者の手当、郵送料、各種業務委託料などを支出しております。  続きまして、66ページをお願いいたします。  2款4項3目市議会議員補欠選挙費でございます。決算額は1,411万2,000円でございます。こちらは、昨年9月5日に執行いたしました市議会議員補欠選挙に要する経費でございまして、事務従事者の手当、郵送料、各種業務委託料などを支出しております。  次に、2款4項4目衆議院議員総選挙費でございます。決算額は2,994万円でございます。こちらは、昨年10月31日執行いたしました衆議院議員選挙に要する経費でございまして、こちらも事務従事者の手当、各種業務委託料、選挙事務用備品購入費などを支出しております。  続きまして、67ページをお願いいたします。  2款4項5目県知事選挙費でございます。決算額は1,836万8,000円、前年度比1,164万8,000円の増でございます。こちらは、県知事が辞職されたことに伴い、昨年の4月11に急遽執行いたしました県知事選挙に要する経費でございまして、一部令和2年度中に予算の執行があり、令和3年度は事務従事者の手当、各種業務委託料などを支出しております。  次に、2款5項1目統計調査総務費でございます。決算額は494万円、前年度比155万4,000円の減となっております。職員給与費では、決算額493万円、前年度比155万4,000円の減で、統計事務に従事しております職員の人件費を支出しております。また、統計管理費の決算額1万円は、負担金を支出しております。  次に、2款5項2目統計委託調査費でございます。決算額は416万3,000円、前年度比3,485万8,000円の減でございます。こちらは、5年に1回の国勢調査が終了したことから、大幅な減となっております。令和3年度は、経済センサス活動調査を実施いたしましたので、調査員の報酬や事務に従事する会計年度任用職員の報酬等を支出しております。総務管理課からの説明は以上でございます。 247: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。 248: ◯委員(平田不二香) 選挙事務に係る各種業務委託料が全ての選挙に使われていますけれども、具体的にどんなところに何を出しているのか教えてください。 249: ◯総務管理課係長(若山美佳) 係長の若山と申します。主なものといたしましては、投開票所の業務に係る従事者の委託料に関するものが、最も金額が多いものでございます。一番金額が大きいものとしましては、投開票所の業務委託料です。そこに従事する方々の委託料です。 250: ◯総務管理課長(古賀征男) そのほかのポスター掲示板の掲示の委託等も含まれております。以上でございます。 251: ◯委員長(松田美由紀) ほか、質疑ありませんか。 252: ◯委員(山上高昭) 市長選挙と市議補選が同時に行われたと思うんですけれども、市議補選については記名投票ということで期日前も当日も一緒で、市長選挙は期日前と投票所での投票方式が違ったということで、選挙の開票状況、最後の票が出るのに随分時間がかかったような気がするんですけれども、やっぱりそういう影響というのがあったんですか。 253: ◯総務管理課長(古賀征男) 開票事務の時間に影響があったかというご質問ですが、その点につきましては影響はなかったと思っております。以上でございます。 254: ◯委員(山上高昭) 市長選挙というのは久しぶりにあっているもので、遅かったなと思ったんですけれども、いつでも遅いということなんですね。 255: ◯総務財政部長(船越康二) 開票事務についてお答え申し上げます。  今回、市長選と市議選の開票状況におきましては、開票事務当初は機械の不具合がございまして、その対応は人的なもので解消しています。最も時間を要しましたのは、両選挙に関わっていただいている立会人さん等の流れが少し滞り気味だったと。丁寧に見ていただきましたので、それにちょっと時間を要したことがございまして、開票があのように時間がちょっと遅くなったというものでございまして、開票事務に問題があったとか、そういうことではないと思っております。 256: ◯委員(山上高昭) 首長選挙は、当日の投票と期日前で方法が違いますけれども、これはどうして違うんですか。 257: ◯総務財政部長(船越康二) 首長選挙につきましては、条例によりまして記号式ということで定めておりまして、それは想定が候補者数から鑑みますと、丸をつけるほうが当然しやすいということから条例を制定して記号式ということにしておりますが、市議選についてはもともと想定が、数もたくさんいらっしゃいますので、記名式ということになっております。その差で生じております。  それから、期日前の点ではそういう印刷も間に合いませんので、期日前には市長選においても記名式で行っております。追加で申し上げます。 258: ◯委員(山上高昭) 開票スペースが、片方は一つのところでざっとできるけれども、市長選については投票方式が違うから2か所でやるような形でもあるのが、やっぱり開票時間がかかったということになると考えていいですか。 259: ◯総務財政部長(船越康二) そういったスペースの問題とか、記号式、記名式の差ではないというふうに考えておりまして、実際の開票とか、票を開く時間については、今回もそれほど時間はかかっておりませんし、大分前になりますけれども、以前の選挙とか他の選挙に比べて特に時間を要しているということはないと認識しております。 260: ◯委員(山上高昭) 重ねて聞いてしまいますけれども、市議選は1テーブル、市長選は2テーブルで、それぞれに同じ人数が張りついて開票したということでいいですか。 261: ◯総務財政部長(船越康二) 合計いたしますと、概ね、同数程度配置しております。また、多少進行の差がございますので、ここ最近、毎回やっておりますけれども、片方で人員が空けば、遅くなっているほうの人員に充てて、そこのスピード化を図るということもございますので、総じて、もし二つあった場合、特段片方が極めて遅れるとかというのはなるべくないように務めておるところでございます。 262: ◯委員(山上高昭) 人員の工夫で速やかにできるようになるというところはよく分かりました。ただ、二つの方式でやることがメリットがあるのかなと思うんですけれども、条例で決められているというから、この場で言ってもしようがないところですね、これは。 263: ◯総務財政部長(船越康二) 記名方式については、いろいろ賛否とは申しませんけれども、いろいろなご意見があるのは承知しております。近隣に関しても、同様に近い形になっておりますので、今後検討の課題ではあると思っております。 264: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 265: ◯委員(中村真一) 市長選挙費の件ですけれども、令和3年の当初予算を組んだときは市長選がある、だから立候補者が何人かいるということで組まれていたと思うんですけれども、実際市長選挙は2人立候補者が出て選挙になったわけですけれども、無投票とかになれば減ったということが考えられると思うんですが、今回選挙になって一千何百万円から減った要因は何ですか。 266: ◯総務管理課長(古賀征男) 当初予算の要求の時期では、当然選挙があるものと見込んで予算計上いたします。その中で、候補者が4人程度を見込んで予算を計上しておりますので、不用額が発生している状況でございます。以上です。 267: ◯委員(中村真一) じゃ、4人だったのが2人になったからこの金額で収まったということでよろしいですか。 268: ◯総務管理課長(古賀征男) はい、そのとおりでございます。 269: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 270: ◯委員(大塚みどり) 関連して、先ほどの選挙の機械が壊れたというところで、開票がちょっと遅くなったと。ちょっとお聞きしましたら、実際に見ていたんですけれども、時間がある程度来ると、機械が煙を吐いたようにして、職員がすごく慌てて冷やしている状態を見させていただきました。あの機械というのは予備があるのか、そうなると数えるのが早くなるんじゃないかと思ったんですけれども、予備の機械はあるんでしょうか。 271: ◯総務管理課長(古賀征男) 計数機に関しては予備もございます。選挙に入る前は、当然機械も点検を前もっていたします。委員さんが先ほど言われたシューっとしているのは、粉とかが発生して詰まったりいたしますので、それを吹き飛ばすためにシューっとして粉を飛ばしている状態でございます。以上でございます。 272: ◯委員(大塚みどり) あの時点でやっている作業が、見ていてもうちょっとスムーズにできないのかなと、新しい予備機をさっと使うとかすると、職員も早く帰れるし、基本的にいいんじゃないかなと、そのときそのときに冷やしたりとかされているということで、非常に原始的だなと感じたんですけれども、2台も3台もあるならその辺は改善できるのではないでしょうか。 273: ◯総務管理課長(古賀征男) 7月に行われた参議院選挙のときも、なるべく開票の必要時間を短縮しようという取組をいろいろやってきました。委員さんがおっしゃられるように、今後も機械の設置台数、事前の点検など、検討を進めてまいりたいと思います。以上でございます。 274: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 275: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 先ほどの大塚委員からご質問がありました復職率が分かりましたので回答させていただいてよろしゅうございますか。 276: ◯委員長(松田美由紀) はい。 277: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) 令和3年度の復職率ですけれども、55%となってございます。以上でございます。 278: ◯委員(大塚みどり) ありがとうございました。この55%に関しては、担当課としては成果が、あるいはまだ課題があると、どちらで考えてありますでしょうか。 279: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) なかなか難しいご質問だと思っております。と申し上げますのが、やはり先ほど言ったように、メンタルのほうはまだ無理せずに、まずは専念してもらうというのがありますので、この55%というのが課題なのかそれとも成果なのかというのは、ちょっと判断が個別個別で違うものですから、なかなか言い難いところではございますけれども、当然目指すべきところは100%の職員が何らかの形で復職するように、我々フォローアップはしていくつもりでございます。以上です。 280: ◯委員(大塚みどり) 少数精鋭で、市は職員が目いっぱいいろんな運用をして、コロナも来ましてすごくされているんですけれども、この55%が今までは何%だったのか、これから先0.1%でも多く目指していく、その成果は何だったのか、あるいは担当部署を二、三年に一回変える、本人の希望を聞いているとか、そういった研修というのを計画的にやっていただきたいと思いますが、それについてはどう思われますか。 281: ◯人事マネジメント課長(小國竜一) まさにおっしゃるとおり、みんなが復職できるような形が当然ベストだと思っております。そのためには、この55%の復職した分の検証と、病休に至った起因したもの、そういったものを引き続き分析を進めて、できるだけ病気休暇あるいは休職になる前に、未然に管理職あるいは係長、周りも含めてですけれども、そういったことに気づいてカバーしていくように、そういった組織の在り方に近づけていきたいと思っております。以上でございます。 282: ◯委員長(松田美由紀) それでは、財政課所管分の説明を求めます。 283: ◯財政課長(千葉 太) それでは、財政課所管分の決算についてご説明いたします。  事務事業の成果説明書、68ページをお願いいたします。  2款1項4目財政管理費の決算額は、総額14億5,220万3,000円で、前年度決算額に対しては7,717万1,000円の増となりました。  各事業についてご説明をいたします。  一番上の、予算決算事務費の決算額は1,559万5,000円で、前年度決算額に対しては121万6,000円の増となりました。
     増の主な要因は、総務管理課からのご説明がありましたが、新規事業の統合型財務会計・文書管理システム運用事業が214万1,000円の皆増となったことによるものです。これは、財務処理に係る伝票の作成や、予算の執行管理などに使用しております財務会計システムの更新に伴い、サーバー方式からクラウド方式への移行を行ったことによるものです。  次の、契約事務費の決算額は467万5,000円で、前年度決算額に対しては174万3,000円の増となりました。増の主な要因は、会計年度任用職員の報酬等の増になります。2年置きに行っております指名登録業者の更新作業において、期限つきの会計年度任用職員を雇用しておりますが、令和3年度が更新年度であったため、約5か月間、パート5人を雇用したことによるものです。  基金積立金の決算額は14億3,193万3,000円で、前年度決算額に対しては7,421万2,000円の増となりました。各基金の積立額は記載のとおりでありますが、プロモーション推進課からのご説明がありましたが、ふるさと納税の大幅な増加により、ふるさと応援基金積立金が前年度比で7億3,594万7,000円の増となっております。  次に、4款3項1目上水道施設費の決算額は総額7,549万1,000円で、前年度決算額に対しては588万6,000円の増となりました。  各事業についてご説明をいたします。  上の、福岡地区水道企業団出資金等の決算額は6,522万3,000円で、前年度決算額に対しては705万9,000円の増となりました。これは、福岡地区水道企業団における起債償還金に対する負担金と、建設事業に対する出資金として支出したものです。  その下の、水道事業負担金の決算額は1,026万8,000円で、前年度決算額に対しては117万3,000円の減となりました。水道事業第7期拡張事業に係る経費負担協定書に伴う経費の支出をしております。  その下の、8款5項1目下水道事業費の決算額は6億384万1,000円で、前年度決算額に対しては4,201万1,000円の減となりました。下水道事業負担金等は、下水道事業推進のための負担金としまして、総務省より通知されました令和3年度の地方公営企業繰出金についての繰出し基準等に基づいて負担をしております。  次に、69ページをお願いいたします。  12款1項1目公債費の元金の決算額は44億5,348万3,000円で、前年度決算額に対しまして14億9,588万2,000円の増となりました。これは、総括説明でもご説明をいたしましたが、約15億3,000万円の繰上償還を行ったことによるものです。  12款1項2目利子の決算額は3,711万円で、前年度決算額に対しては1,453万円の減となりました。  最後に、13款1項1目公社補償費では、予算の執行はございませんでした。説明は以上です。 284: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し、質疑を行います。質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 285: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で財政課所管分の質疑を終わります。  今、12時15分を過ぎております。総務財政部の途中ではございますが、残りの財産管理課と給付金対策室は午後からの審議とさせていただきたいと思います。  暫時休憩いたします。再開を1時20分とします。     (休憩 午後0時18分)     (再開 午後1時20分) 286: ◯委員長(松田美由紀) それでは、再開します。午前中の回答の申出があってますので、よろしくお願いします。 287: ◯財政課長(千葉 太) それでは財政課から、午前中に総括説明の中でご質問がありました、経常収支比率が平成16年度に85.0ポイントということで、かなり上昇した要因についてお答えさせていただきます。  その要因といたしましては、平成16年度からの国の三位一体改革によるもので、地方への税源移譲で地方交付税が縮減されたことが大きな要因でございます。全国的にも同じような状況となっておりました。以上です。 288: ◯委員長(松田美由紀) それでは、財産管理課の所管分の説明を求めます。 289: ◯財産管理課長(市川拓士) それでは、財産管理課所管分の決算について説明いたします。  令和3年度事務事業の成果説明書の70ページをご覧ください。  2款1項6目財産管理費です。決算額につきましては、2億8,495万7,000円です。前年度比で7,309万1,000円の増となっております。増の主な理由は、シビックゾーン整備事業において、令和3年度にまどか広場の工事が本格化したことなどによるものです。  庁舎維持管理費の決算額は2億5,234万円です。7,299万6,000円の増です。  庁舎維持管理事務事業では、庁舎の光熱水費、清掃・警備委託、保守点検等の維持管理のほかに、公共施設マネジメント推進事業では、市有建築物の基本情報を登録し、マネジメントに活用しています。シビックゾーン整備事業では、第2次整備計画に基づき、西駐車場の工事を完成させ使用を開始し、まどか広場と南駐車場の工事を開始させ、庁舎内部の防災の機能強化を図っております。  普通財産管理費の決算額は1,088万円です。前年度比で41万円の減です。  普通財産管理事務事業では、管財課所管の市有地の草刈りや剪定など、通常の維持管理のほか、のり面樹木の伐採などを実施しております。  公用車管理費の決算額は2,173万7,000円です。前年度比で50万5,000円の増となっております。  庁用車維持管理事務事業では、財産管理課所管分の車両33台の維持管理費、燃料費、修繕費、整備費等のほか、庁用車運行管理事務事業ではマイクロバスなどの運行委託、庁用車購入事業では市長優先車1台のリース代が主なものとなっております。  次に、71ページをご覧ください。  2款1項12目会館等公共施設維持補修費です。決算額につきましては8,383万8,000円です。前年度比で378万5,000円の増となっております。増額の主な理由は、市営住宅長寿命化計画に基づく改善事業において、令和3年度に、あけぼの市営住宅2棟の工事を実施しておりますが、併せて屋外の駐輪場や屋外のスロープなどの外部の改修を実施したことによるものです。  生涯学習施設維持補修費の決算額は1,892万4,000円です。前年度比で139万1,000円の減。生涯学習施設維持補修事業では、公民館など36施設の修繕や補修工事を行っております。  市営住宅施設維持補修費の決算額は6,103万円です。前年度比で525万5,000円の増。市営住宅施設維持補修事業は、2団地の一般修繕、入居前修繕などによるものです。市営住宅長寿命化計画に基づく改善事業では、あけぼの市営住宅2棟の内部改修工事を実施しております。  老人・障がい者福祉施設維持補修費の決算額は187万円です。前年度比で38万9,000円の増です。老人・障がい者福祉施設維持補修事業では、老人憩の家などの31施設の修繕を行っております。  児童福祉施設等維持補修費の決算額は201万4,000円です。前年度比で46万8,000円の減です。児童福祉施設等維持補修事業では、保育所などの6施設の修繕を行っております。  続きまして、8款7項1目市営住宅管理費です。決算額につきましては、326万9,000円です。前年度比で81万9,000円の減となっております。減の主な理由は、令和2年度は市営住宅事務専門員を雇っておりましたが、令和3年度は庁舎維持管理事務の会計年度任用職員へ変更したことによるものです。  市営住宅施設管理事務事業では、受水槽清掃や消防設備などの保守点検費、3年に1度の法定の特殊建築物定期検査の実施、草刈りや樹木の剪定などの維持管理費のほか、市営住宅運営管理事務事業では、管理人二人分の手当や、使用料納付書などの印刷製本費が主なものとなっています。以上で財産管理課所管分の決算の説明を終わります。 290: ◯委員長(松田美由紀) ただいまの説明に対し質疑を行います。質疑はありませんか。 291: ◯委員(平田不二香) シビックゾーン整備事業ですが、まどか広場や駐車場などかなり市役所の周りがきれいになっていますが、まだこれから整備する予定のところはありますか。 292: ◯財産管理課長(市川拓士) シビックゾーン第2次整備計画事業におきましては、市庁舎の増築を除き完了いたしております。以上です。 293: ◯委員(平田不二香) 庁舎の防災機能強化事業は、どういった点を強化しているんですか。 294: ◯財産管理課長(市川拓士) 市庁舎の増築が見送りになったことから、災害対策本部室、オペレーションルーム、こちらを市庁舎本館の3階に常設で整備をし、かつ、危機管理部が当時本館の2階にございましたけれども、3階に集約し、災害に備える体制を整えております。以上です。 295: ◯委員(平田不二香) 今、課長がおっしゃった市庁舎の増築が見送りになった件は、予定されていた防災センターのことですか。 296: ◯財産管理課長(市川拓士) はい、そのとおりでございます。 297: ◯委員(平田不二香) 防災センターが見送りということは、今のところ工事を始める予定はないということですか。 298: ◯財産管理課長(市川拓士) 新型コロナウイルス感染症対策に備えて見送っておりますが、まだ収束の見込みがございませんので、現在も見送りと、未定となっております。以上です。 299: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 300: ◯委員(中村真一) 71ページの児童福祉施設等で、保育所等6か所とありますけれども、市立保育園3園のほか、あと3か所はどこになりますでしょうか。 301: ◯財産管理課長(市川拓士) まず、大野城市立の保育所が3か所ございます。それとファミリー交流センターが1施設、すこやか交流プラザ内に1施設、青少年の施設で通称ユープレが一つ、合わせて6施設でございます。以上です。 302: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 303: ◯委員(大塚みどり) 71ページの2款1項12目、目の数値目標ですが、2のほうの市営住宅の長寿化事業の進捗率72.7%、これは何か年間の計画で、普通は何か九十何%と持っていくんですけれども、えらい低い数値で、そして令和4年度は87%っていうふうになっている。この計画というのはどんなふうになっていますか。 304: ◯財産管理課長(市川拓士) まず、市営住宅の長寿命化計画に基づいて事業を実施させていただいております。その中で主に、あけぼの市営住宅の1棟、あけぼの市営住宅の2棟、おおぎ市営住宅の1棟、おおぎ市営住宅の2棟、こちらを今、年度ごとに順次1棟ずつやっておりますので、おおむね令和3年度があけぼの市営住宅の2棟を実施しておりますので70%ということになります。おおむねです。以上です。 305: ◯委員(大塚みどり) おおむねっていうのは、じゃあできてなかったところというのは何かあるっていうことなんですかね。 306: ◯財産管理課長(市川拓士) できていないということではなくて、72.7%進捗するという目標で、目標どおりに達成しているということです。残りは、次の分の市営住宅の事業ということになります。 307: ◯委員(大塚みどり) 最終に100%になるのは令和何年度なんでしょうか。 308: ◯財産管理課長(市川拓士) 令和4年度、今年度におきましては、おおぎの1棟を実施しております。令和5年度におおぎの2棟を実施しますので、令和5年度において100%を見込んでおります。以上です。 309: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 310: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で財産管理課所管分の質疑を終わります。  続きまして、給付金対策室所管分の説明を求めます。 311: ◯給付金対策室長(佐藤 剛) それでは、給付金対策室所管分について説明します。  事務事業の成果説明書の72ページをお願いいたします。  2款1項17目新型コロナウイルス感染症対策費でございます。決算額は2億1,642万3,000円で、前年度と比較して1億9,802万4,000円の減となっています。  新型コロナウイルス感染症対策事業費の決算額は2億615万5,000円で、本市が個人や事業者に対して、独自に実施した支援事業になります。  それでは、各事業の決算状況についてご説明いたします。  初めに、新生児臨時特別給付金給付事業の決算額は130万7,000円となっております。本事業は、令和2年4月28日から令和3年4月1日までに出生した新生児に対して一律10万円を給付した事業であり、令和3年度に出生届を提出された新生児13人に対して給付を行っております。  次に、中小企業等緊急支援給付金給付事業の決算額は4,000円で、振込手数料となっております。  次に、社会福祉施設等特別支援金給付事業の決算額は3,039万2,000円となっております。新型コロナウイルスの感染リスクがある中、高齢者や障がい者への支援、子どもの保育を行っている施設や事業を運営する事業者に、1事業所等当たり10万円の特別支援金を給付する事業で、303件の事業所等に給付を行っております。内訳は、高齢者施設等が179件、障がい者施設等が74件、保育関係施設等が50件となっています。  次に、新生児子育て応援特別給付金給付事業の決算額は9,577万7,000円となっております。令和3年4月2日から令和4年3月31日までの間に出生した新生児に対して一律10万円を給付した事業で、956人に給付を行っております。  次に、家賃支援金給付事業の決算額は1,483万8,000円となっております。県の休業や時短要請に協力した飲食店、カラオケ店に対して、月額の支払い賃料に基づいて算定した金額を給付した事業で、195件給付を行っております。  次に、テイクアウト支援金給付事業の決算額は532万3,000円となっております。令和3年12月28日までに、テイクアウトを行う事業者に対して1店舗当たり10万円の支援金を給付した事業で、53件給付を行っております。  次に、中小企業事業継続支援金給付事業の決算額は2,848万9,000円となっております。国の月次支援金または福岡県中小企業者等月次支援金の給付決定を受けた事業者に対して、国、県の月次支援金等と同額を給付した事業で、291件の事業者に給付を行っております。  次に、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止補助事業の決算額は3,002万5,000円となっております。ウイルス感染防止効果のあるエアコンや空気清浄機などの備品の購入及び工事等に要する費用を補助する事業で、141件の事業者に給付を行っております。  続きまして、繰越明許費になります。  雇用調整推進奨励金給付事業の決算額は240万3,000円となっております。24件の事業者に給付を行っております。  次に、家賃軽減支援給付金給付事業の決算額は786万5,000円で、90件の事業者に給付を行っております。  73ページをお願いします。2段目の表をお願いします。  3款1項1目社会福祉総務費です。決算額は9億5,166万4,000円となっています。  住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業費の決算額は9億5,036万9,000円となっております。令和3年度市民税均等割が非課税世帯と家計急変世帯に対して、1世帯当たり10万円を給付した事業で、非課税世帯が9,444世帯、家計急変世帯が23世帯、合計9,467世帯に給付を行っております。  給付金対策室の説明は以上になります。 312: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので質疑を受けます。質疑はありませんか。 313: ◯委員(岡部かおり) すみません、72ページでちょっと分からないことを教えてください。  新生児臨時特別給付金給付事業と、新しい、新生児子育て応援特別給付金給付事業の違いはどのような感じですかね。 314: ◯給付金対策室長(佐藤 剛) 表の一番上の白丸の新生児臨時特別給付金給付事業は、令和2年度に開始した事業で、特別定額給付金の給付対象外となる令和2年4月28日から令和3年4月1日に出生した同一学年の新生児に対して臨時特別給付金を給付する事業です。  一方、新生児子育て応援特別給付金給付事業は、新型コロナウイルス感染症の社会的、経済的影響下において新生児の子育てを行う保護者を応援することを目的としており、令和3年4月2日から年度最長期間の令和4年3月31日までに生まれた新生児を対象とした事業になります。 315: ◯委員(岡部かおり) 分かりました。ありがとうございます。 316: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 317: ◯委員(中村真一) 今のところなんですけれども、白丸の中小企業等緊急支援給付金給付事業で振込手数料が4,000円、その下に新規事業でまた、中小企業事業継続支援金給付事業で振込手数料がかかっておるのは、これは別々ということですか。 318: ◯給付金対策室長(佐藤 剛) まず、事業が別々になっております。上から二つ目の白丸の中小企業等緊急支援給付金給付事業は令和2年度に実施した事業で、申請期限が令和3年3月31日までだったことから、令和3年4月に入って振込手数料が発生しました。その分の振込手数料がこの4,000円になります。  一方、下のほうの中小企業事業継続支援金給付事業は令和3年に実施した事業で、国の月次支援金または福岡県中小企業等月次支援金について給付決定を受けたことが要件となった事業になっております。 319: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 320: ◯委員(中村真一) はい。 321: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 322: ◯委員(河村康之) 72ページの家賃支援給付金で、195件の給付があったということですけれども、これは結構給付のハードルが高いというふうに聞いています。貯金があったら駄目だとか、そういうのがあるんですが、給付は195件だけれども、相談とかその辺は何件ぐらいあったんですか。 323: ◯給付金対策室係長(佐藤智郁) 今、河村委員からご質問があった件ですけれども、こちらの給付金のほうは事業者に対する給付金の事業になりまして、貯金額が幾らあったら駄目とかという要件は全く加味してない給付となりますので、言われた事業は何かほかの事業かと……。 324: ◯委員(河村康之) ああ、なるほど、分かりました。大丈夫です、はい。 325: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。
    326: ◯委員(大塚みどり) 72ページの、新型コロナウイルス感染症対策事業の中で、新生児子育て応援特別給付金給付事業は956人支給されたというのですが、本当は何人ぐらいが対象でこの人数になったのか。これは100%なんでしょうか。 327: ◯給付金対策室長(佐藤 剛) これは100%の給付となっております。 328: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 329: ◯委員(岡部かおり) このそれぞれの給付金ですが、申請して大体どれぐらいで入るというか、給付金の流れはどのようになっていますか。 330: ◯給付金対策室長(佐藤 剛) 申請書が給付金対策室に届きまして、約3週間程度で振り込みさせていただきます。 331: ◯委員(岡部かおり) 分かりました。ありがとうございます。 332: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 333: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で給付金対策室所管分の質疑を終わります。  総務財政部所管分について質疑漏れはありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 334: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、総務財政部所管分の質疑を終わります。  暫時休憩します。     (休憩 午後1時49分)     (再開 午後1時50分) 335: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。これより地域創造部所管分の審査を行います。 336: ◯地域創造部長(増山竜彦) お疲れさまでございます。地域創造部でございます。  地域創造部は、コミュニティ文化課、それから、各地域行政センターを統括しております地域行政センター統括課、そして、令和3年度まで教育委員会にありました、ふるさと文化財課が心のふるさと館に編入されたという形になっておりまして、コミュニティ文化課、地域行政センター統括課、心のふるさと館の3課となっております。  令和3年度の決算の概要につきまして、それぞれ各課長から説明をさせますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 337: ◯委員長(松田美由紀) それでは、コミュニティ文化課所管分の説明を求めます。 338: ◯コミュニティ文化課長(楢木英幸) それでは、コミュニティ文化課所管分についてご説明いたします。  成果説明書の74ページをお願いいたします。  下段、2款1項2目の特別管理費は決算額3,386万4,000円で、前年度比31万2,000円の増となっております。増の主な理由は、世帯数増加により行政区長報酬が増額となったためです。  続きまして、次のページ上段、2款1項8目地域づくり推進費の決算額は3億5,319万2,000円で、前年度比1億741万4,000円の増となっております。  地域づくり推進費の各事業についてご説明いたします。  初めに、コミュニティ推進費は決算額3,170万1,000円で、前年度比212万1,000円の増となっております。増の主な理由は、五つ目の丸、地域活動統合補助金交付事業におきまして、新型コロナの影響で、敬老の日記念行事である敬老祝賀会が令和2年度に引き続き令和3年度も中止となりましたが、令和3年度は代替事業として敬老祝賀コーナー設置を行いましたので、それに要した費用が増額となったものです。  その下の丸、新規事業のコミュニティ構想推進事業において、現構想の中間評価のアンケート実施費用が増額となっております。  続きまして、その下、公民館等管理運営費ですが決算額1億5,129万1,000円で、前年度比367万6,000円の減となっております。減の主な理由は、公民館等管理運営事業において、各種公民館大会への研修参加にかかる費用などの見直しを行った結果、交付金が減額となったものです。  続きまして、その下、公民館等施設整備費ですが、こちらは今年度から、旧ふるさとにぎわい課から移管されたものでございます。決算額1億7,020万円で、前年度比1億896万9,000円の増となっております。増の主な理由は、令和2年度は栄町公民館のみ改修工事を行いましたが、令和3年度は瓦田公民館と牛頸公民館の2か所の改修工事を行ったためでございます。  続きまして、次の76ページをお願いいたします。  上段、2款1項15目まどかぴあ管理運営費は、決算額3億8,545万5,000円で、前年度比で2億3,010万3,000円の減となっております。  まず、まどかぴあ管理運営費は、決算額3億7,567万9,000円で、前年度比779万6,000円の増となっております。増の主な理由は、まどかぴあ管理運営事業において、まどかぴあ指定管理者交付金の地域手当などの人件費の増額によるもの、四つ目の丸、新規事業であります図書消毒機購入事業において、まどかぴあ図書館での図書消毒機の購入費用を指定管理者交付金に増額したことによるものです。  その下、まどかぴあ施設整備費ですが、こちらも今年度から旧ふるさとにぎわい課から移管されたものです。決算額977万6,000円で、前年度比2億3,789万9,000円の減となっております。減の主な理由は、令和2年度は、まどかぴあの空調熱源更新工事、大ホールの舞台音響更新工事、屋上防水工事などの設計監理委託と工事を行いましたが、令和3年度中の工事はなく、現在まどかぴあで施工中の特定天井耐震化工事における調査・基本設計及び設計監理業務のみの支出であったため、減額となったものです。  続きまして、その下、10款4項1目生涯学習総務費は、決算額1,256万7,000円で、前年度比で126万9,000円の増となっております。  各事業についてご説明いたします。  初めに、生涯学習推進費の決算額は431万8,000円で、前年度比86万2,000円の増となっております。増の主な理由は、二つ目の丸、まどかフェスティバル事業において、新型コロナの影響により令和2年度に引き続き令和3年度も現地開催を中止いたしましたが、令和3年度はオンライン動画配信のため、まどかぴあ大ホールほかを使用したことによる会場使用料の増額、また、一番下の丸、新規事業として市民読書活動推進計画策定事業について、アンケート実施などの費用が増額となったものです。  その下、視聴覚教育等費の決算額は10万1,000円で、前年度比10万2,000円の減となっております。減の理由は、視聴覚センターにおける機材等の購入がなかったからでございます。  続きまして、次の77ページ、芸術文化費の決算額は268万9,000円で、前年度比51万2,000円の増となっております。増の主な理由は、二つ目の丸、芸術文化団体支援事業における文化連盟運営補助金において、令和2年度は新型コロナの影響により中止となったまどか文化祭を令和3年度は開催できたことによる増額、また、四つ目の丸、芸術文化振興プラン推進事業において、アクセシビリティに関するハンドブックの印刷製本費及び芸術文化調査研究委託料の増額によるものです。  続きまして、その下、国際交流費でございます。こちらも今年度から、旧ふるさとにぎわい課から移管されたものでございます。  国際交流費の決算額は、前年度比3,000円減の545万9,000円となっております。  国際化推進事業は前年度比10万5,000円減の500万4,000円となっております。減の理由は、当初予定していたより、翻訳の依頼が少なかったことによるものです。  その下、スピーチコンテスト事業においては、10万2,000円増の45万5,000円の決算額となっております。これは、令和2年度に実施できなかった異文化交流を令和3年度に行ったことによるものでございます。  以上で、コミュニティ文化課所管分の説明を終わります。 339: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので、質疑を受けます。質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 340: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上でコミュニティ文化課所管分の質疑を終わります。  続きまして、地域行政センター統括課の説明を求めます。 341: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) それでは、地域行政センター統括課所管分についてご説明いたします。  事務事業成果説明書の77ページをお願いいたします。  2款1項8目地域づくり推進費の決算額は3億1,410万5,000円となっております。機構改革により、4地区の各地域行政センター所管分と旧ふるさとにぎわい課所管の施設整備費が移管されております。  まず、地域行政センター管理運営費は、77ページから78ページに移管前の4地区地域行政センターごとに記載しております。  主な事業として、地域行政センター運営管理事業や、所管する庁用車の管理運行、まどかフロア出張所窓口運営に係るものが4地区共通の事業となっております。このほか、南地区及び東地区において高齢者移動支援事業を行っております。  各地域行政センターの決算額は、南地域行政センター管理運営費が1,848万6,000円、前年度と比較して181万円の減、中央地域行政センター管理運営費が1,325万7,000円、前年度と比較して69万7,000円の減、78ページに移りまして、東地域行政センター管理運営費が1,323万5,000円、前年度と比較して25万8,000円の減、北地域行政センター管理運営費が1,291万6,000円、前年度と比較して130万5,000円の減となっております。減額となった主な内容は、まどかフロア出張所窓口運営事業において、令和3年7月から新たに3年契約を締結したことに伴い委託金額が減額になったことによるもの、また、令和2年度に券売機等の備品更新事業を行いましたが、令和3年度に更新対象機器がなかったことにより減となったものです。  次に、コミュニティ推進費につきましても、78ページの上から3枠目から、移管前の4地区地域行政センターごとに記載をしております。  主な事業として、指定管理者によるコミュニティセンターの管理運営事業、各地区コミュニティ運営協議会における従来事業への地域活動統合補助金と、令和元年度から実施されておりますまちづくり計画に基づく事業へのコミュニティ活動活性化交付金の交付事業を実施しております。  各地区の決算額は、南コミュニティ推進費が5,674万円、前年度と比較して81万5,000円の減、中央コミュニティ推進費が5,322万円、前年度と比較して37万5,000円の増、東コミュニティ推進費が5,673万4,000円、前年度と比較して23万8,000円の減、北コミュニティ推進費が6,029万2,000円、前年度と比較して136万円の減となっております。増減の主な内容は、市民公益活動促進プラットホーム事業における実施体制の見直しによる指定管理者交付金の減額によるもの、また、各コミュニティ運営協議会のまちづくり計画に基づく事業へのコミュニティ活動活性化交付金において、事業の見直しによる経費の増減に伴う減額によるものです。  次に、78ページ最下段、コミュニティセンター施設整備費は、各コミュニティセンターの改修費用で、令和3年度は東コミュニティセンターの外壁改修工事を実施しており、決算額は2,922万5,000円、前年度と比較して357万4,000円の減額となっております。説明は以上です。 342: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので、質疑を受けます。質疑はありませんか。 343: ◯委員(河村康之) 77ページの南地区の高齢化移動支援ふれあい号、これは保険代とか燃料費ですかね、あと、78ページの東地区のほうの上段の高齢者移動支援は、燃料費と保険のほかに安全対策補償金とありますけれども、これは何か、違いはどうなっていますか。 344: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) 南地区のほうは、白丸の3段目の高齢者移動支援ふれあい号の運行事業と、最後の白丸で高齢者移動支援安全対策事業と、二つの小事業に分けておりまして、東地区のほうは一つの小事業にまとめて計上しております。内容的には同じものでございます。以上です。 345: ◯委員(河村康之) ちょっと私はこの辺がよく分からないので教えてもらいたいんですけれども、ふれあい号となかよし号とか何かありますよね、おげんき号とか。どう違うんですか。 346: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) 南地区の「ふれあい号」、それから、東地区で走られておりますおげんき号、こちらについては各コミュニティ運営協議会のほうが主体となって運行しておる事業となっております。  それからもう一つ、中区で走らせておりますなかよし号、これにつきましては都市計画課のほうで所管しておりまして、別事業で運行しているということになっております。 347: ◯委員(河村康之) ちょっと気になるんですけれども、燃料費と保険代、この保険代とは車の保険ですか。ドライバーの方がもしけがとか事故とか起こしたとき、もしくは死亡事故とか、起こしたら大変なことになりますけれども、この事故等も含めて全部入っているということですか。 348: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) 任意保険につきましては、車両の任意保険に入っておるようになっておりますので、通常の車両の任意保険と同様に、ドライバーさんが事故を起こされたときの補償等もその中に含まれております。 349: ◯委員(河村康之) ドライバーさんが事故を起こしても、ご本人さんの行政処分ということになるんですかね。 350: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) 基本的には運転者の方の過失によるものについては保険で対応するような形になるかと思います。 351: ◯委員(河村康之) 中区のなかよし号は別ですね。ここまでは削れてるのかなと思ったんですけれども。何かその辺は。たしか運行が、個人じゃなくて、どこか業者さんか何かですかね、タクシー業者か何か、その辺の違いは。 352: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) うちで所管しております各コミュニティ運営協議会が実施しているふれあい号、おげんき号については、ドライバーさんが有償ボランティアで、地域の方にやっていただいておりまして、中区のなかよし号については民間の運行会社に委託しておるものになります。 353: ◯委員(河村康之) ドライバーさんは、中区のなかよし号はボランティアじゃない人が運転をしておると、これ以外の、おげんき号とふれあい号は民間のボランティア、大野城市民の方、特に高齢の方が運転されてるというふうにお話を伺っているんですけれども、事故とかが一番懸念されるんですね。何かあったときの補償とか、もしくは車両のほうにもセーフティーネットとか、いろんなブレーキシステムとかついてるんですけれども、そういうのは対応できているんですか。 354: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) 車両に関するブレーキシステムとかいうものは導入しておりませんが、ドライバーさんの安全対策として、法で定められています運転講習、これは国土交通大臣認定の講習です。それに併せて、自動車学校等で行っております運転講習等を受講していただいて、安全な運行ができるような形で対策を打っているところでございます。 355: ◯委員(河村康之) 自分の車で家族を乗せるんだったらいいと思うんですけれども、ご高齢の方とかを多く乗せて運行するということですから、非常に事故等が危険なので、これは要望だと思うんですけれども、そういう何か運行上のブレーキなり何なりのそういう対策を車のほうで何かできればなという、ちょっと要望だけこの場で言わせてもらいます。 356: ◯委員(大塚みどり) 関連して今のところですけれども、同じような、市民の足になってくださる車の対象です。万が一運転者が事故をしたときに、ドライブレコーダーがあったら警察のほうでは、10、0で、ドライブレコーダーが証拠となってですね。昔は人身事故っていうのは8対2とか6対4とか分かれていたけれども、ドライブレコーダーで、10、0ができるようになったって警察のほうではよく言われてますけれども、そういったことも含めて、やはり善意で運転されていると思うんですけれども、その辺りというのは行政はそのままにしておけないと思うんですが、どうでしょうか。 357: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) 南地区、東地区、両方ともドライブレコーダーのほうは入れております。相手の方もあると思いますので、そういった事故があったり、状況の確認が必要な場合はドライブレコーダーを確認して対応するような形で考えております。 358: ◯委員(大塚みどり) だんだん地域におられる方が高齢者になって、運転される方も責任を感じていると思うんですけれども、先ほどから河村委員が言っているように、同じ市で南と東のほうの対応の仕方が違うのは、同じ課でそれはどうかなと思うんですけれども、この辺も誤差のないように検討する必要があると思います。どうですか。 359: ◯地域行政センター統括課長(岡崎保彦) 今走らせていますふれあい号とおげんき号につきましては、先ほど説明しましたとおり、コミュニティ運営協議会が自らの地域課題の解決というので、高齢者の足をということで取組を始めてある事業でございます。こちらにつきましては有償ボランティアでということで始まっておりますので、安全対策についても、先ほどご説明した講習だったり健康診断の受診だったり、そういったところを徹底していくのと、委員のご指摘があった車両のほうの安全対策ということも含めて検討してまいりたいと思います。 360: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 361: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で地域行政センター統括課所管分の質疑を終わります。  続きまして、心のふるさと館課所管分の説明を求めます。 362: ◯心のふるさと館課長(山崎克博) 心のふるさと館の令和3年度の決算についてご説明いたします。  事務事業の成果説明書の79ページをお願いいたします。  まずは、旧心のふるさと館運営課所管分で、2款1項16目心のふるさと館管理運営費についてご説明いたします。  決算額は1億4,330万円、前年度と比較しまして969万4,000円の増額となっております。  令和3年度は、コロナウイルスの感染対策を行いながら、特別展や学校連携事業など、令和2年度より多くの事業を行うことができたことから、決算額が増加しています。  それぞれの事業についてご説明いたします。  まずは心のふるさと館運営事業につきまして、決算額は1億1,230万4,000円で、前年度と比較しまして193万5,000円の増となっております。  支出額の概要について、会計年度任用職員の給料などが3,027万9,000円です。これは会計年度任用職員、フルタイム6人とパートタイム8人の給料や手当などになっております。  そのほか主なものとしまして、サポーター活動費は68万円、消耗品費が569万8,000円、光熱水費が830万2,000円となっています。  施設維持管理費は、総合案内や警備業務、清掃業務などを行うもので、5,049万5,000円となっています。  事業運営費は、学校連携事業のバス借り上げやイベントなどに必要な機材の保守点検などを行うもので、744万7,000円となっております。  また、ここふるショップ実行委員会補助金は527万8,000円です。これは、心のふるさと館1階のショップとカフェを運営する実行委員会に対する補助金となります。  次に、心のふるさと館企画展事業についてです。  決算額は3,099万6,000円で、前年度と比較しまして775万9,000円の増額となっています。これは、令和2年度はコロナウイルスの影響で心のふるさと館3階の企画展示室などで行う特別展が1回しかできませんでしたが、令和3年度は、会期の短縮や日程の変更があったものの3回実施することができたことによるものです。主なものとしましては、事前調査・借用・返却などの旅費が72万7,000円、特別展運営業務委託料が3,014万4,000円となっています。  九州大学との連携協力推進事業につきましては、コロナウイルスの感染拡大の影響に伴い、予定していましたイベントを中止いたしましたので、予算の執行はございませんでした。  以上で、旧心のふるさと館運営課の説明を終わります。 363: ◯心のふるさと館課長(石木秀啓) 心のふるさと館文化財担当の課長でございます。  続きまして、旧ふるさと文化財課分の決算につきまして説明をいたします。  79ページの真ん中の表、10款4項1目生涯学習総務費の令和3年度決算額は1億3,212万7,000円で、前年度より744万9,000円の増となっております。これは職員18人分の人件費で、職員の異動などにより増額となったものです。  続きまして、下の表、10款4項2目文化財費についてご説明いたします。
     文化財費の令和3年度決算額は9,030万9,000円となり、前年度に比べて1億9,402万3,000円の減となっております。これは主に史跡買上費の減によるものです。  それでは、事業ごとに説明を行います。  史跡買上費は、令和3年度は史跡の買上げはなく、文化庁とのヒアリングが2回予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、オンライン開催となったことから予算の執行はなく、令和3年度決算額は前年度に比べ1億9,208万5,000円の減となっております。  続いて、80ページをお開きください。  埋蔵文化財発掘調査費につきましては、令和3年度決算額は5,702万5,000円で、前年度からは682万8,000円の減となっております。減の主な理由としましては、下から四つ目の丸にある、発掘調査報告書作成委託事業が1,100万8,000円減となったことによるものです。  令和3年度は瑞穂町にある瑞穂遺跡の報告書を作成しましたが、令和2年度に作成した大谷窯跡の報告書より出土遺物の量が少なく、作業量が少なかったことから、報告書作成に関わる委託料が減となったものです。  令和3年度の発掘調査につきましては、一番上の丸の御供田遺跡及び二つ目の丸のその他の調査として、平野遺跡、森園遺跡、雑餉隈遺跡、上園遺跡の調査を実施しております。  三つ目の丸の市内遺跡試掘調査事業につきましては、令和3年度は市内各所で69件の試掘調査を行っており、令和2年度に比べ17件増加していることから、決算額は465万円となり、令和2年度に比べ62万8,000円の増となっています。  その下の丸の市内遺跡整理事業は決算額1,304万5,000円で、令和2年度決算額より146万5,000円の減となっています。これは、令和2年度に比べ、作成した報告書の冊数が少なかったことによるもので、令和3年度は、上園遺跡、松葉園遺跡、仲島本間尺遺跡の報告書を作成しています。  埋蔵文化財発掘調査事業のうち、上から五つ目の丸の水城跡につきましては、下大利3丁目で行った水城跡64次調査の報告書作成と、水城跡の地下の状況を調べるレーダー探査を行いました。また、後原遺跡、上園遺跡、松葉園遺跡など合わせて4冊の報告書を作成しております。  一番下の丸の遺物保存処理事業としては、古野遺跡出土鉄器14点の保存処理を行っております。  続きまして、81ページをお願いします。  文化財保護啓発費につきましては、令和3年度決算額は3,328万4,000円で、前年度より489万円の増となっております。これは令和3年度は令和2年度に実施していなかった水城跡保存整備事業を行ったことによるものです。水城跡保存整備事業につきましては、下大利4丁目の水城西門周辺の樹木整理を行っております。  一番上の丸の、史跡対策委員会運営事業につきましては、委員会委員報酬と費用弁償による支出となっており、令和3年度は2回の委員会を開催し、水城跡全体の整備に関する協議を行いました。  二つ目の丸の文化財保護審議会運営事業につきましては、令和3年度は2回の委員会を開催し、今後の指定候補物件に関する協議を行っております。  三つ目の丸の文化財啓発事業は、令和3年度決算額は1,279万円で、令和2年度決算額に比べて55万5,000円の減となっています。日本遺産構成文化財の周知や、心のふるさと館での講座、展示を中心に事業を進めておるところでございます。  四つ目の丸の文化財維持管理事業につきましては、令和3年度決算額1,508万円で、令和2年度に比べ32万6,000円の増となっており、これは主に、善一田古墳公園等の設備修繕に伴う文化財修繕料、各史跡の草刈り等の委託料、害虫消毒委託料の増が主な要因となっております。  一番下の丸、古代山城関連事業につきましては、令和3年度決算額は46万8,000円で、令和2年度に比べ34万8,000円の増となっております。こちらは、古代山城関連事業推進協議会への補助金で、令和3年度はおおの山城大文字まつりや古代山城サミットは延期になっておりますが、日本遺産バスツアーの実施や、ガイドボランティア山城楽講のこれまでの活動をまとめた冊子の作成などにより増となっております。  続きまして、11款3項2目文化財施設災害復旧費についてご説明いたします。  81ページ、2段目の表となります。  文化財施設災害復旧費につきましては156万2,000円増となっております。これは、令和3年8月の豪雨により、下大利4丁目にある水城跡指定地、新池沿いの散策路が崩れ通行に影響が生じたことにより、復旧工事を実施したものでございます。工事は10月に終了し、現在は水城跡を巡る快適な散策路として市民に利用していただいております。旧ふるさと文化財課分の決算の説明は以上でございます。 364: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので、質疑を受けます。質疑はありませんか。 365: ◯委員(河村康之) 81ページの上から四つ目の丸の文化財維持管理事業のところ、点の三つ目の大野城跡トイレ汲み取り料ってあるんですけれども、これは汲み取りのトイレじゃないといけないとかそういう決まりが何かあるんですか。もう普通に考えたらどうかなと思っているんですが。 366: ◯心のふるさと館課長(石木秀啓) この大野城跡トイレにつきましては、大城林道を上がっていったところ、歴史の散歩道の大城自然の宝道の入り口にあるトイレでございます。この場所につきましては、設置したトイレの上に水道、上水がなくて、汲み取りという手法にならざるを得なかったことから汲み取りトイレということで、例年汲み取り料を計上させていただいているところでございます。 367: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 368: ◯委員(岡部かおり) 79ページの心のふるさと館来場者数ですが、令和3年の実績に4万3,314人とありますが、その中で市内から来られた方、市外から来られたは大体何%とか何人ぐらいですか。 369: ◯心のふるさと館課長(山崎克博) アンケートを来館者に取らせていただいているんですけれども、そのアンケート上で市内市外の割合を出しています。それで、おおむね市内が4、市外が6というぐらいの割合になっております。 370: ◯委員(大塚みどり) 80ページの埋蔵文化財の発掘調査費で、これは、今、発掘調査をしているところは5か所と認識してよろしいんでしょうか。そして、ここの中で長期的にもう少しかかりそうとか出ると思うんですけれども、そういった事業の先を、分かる範囲内で教えていただけないでしょうか。 371: ◯心のふるさと館課長(石木秀啓) 発掘調査につきましては、それぞれの事業地で必要な場所を行っているところでございます。令和3年度につきましては合計6か所の発掘調査を行っております。その発掘調査につきましては、全て年度内に終了しております。  現在、令和4年度の発掘調査につきましては、現状では今2か所を進めている最中でございます。以上でございます。 372: ◯委員(大塚みどり) ふるさと文化財、この中で出てきた物は今後どういうふうに使うとか、そういった計画というのはあるんでしょうか。 373: ◯心のふるさと館課長(石木秀啓) 出土した物につきましては、まず発掘調査の報告書というものを取りまとめます。それによりまして、年代的な位置づけとか地域的な価値づけを行い、その後に展示のほうに活用していきたいと考えておるところでございます。 374: ◯委員(大塚みどり) 期間的にその調査にはどれぐらいの年数がかかるのか、それぞれ違うとは思うんですけれども、それが1点と、あと大物、歴史上すごい物が出たっていうときなんか、そういったときはどんなふうに扱おうとか、その2点をお尋ねします。 375: ◯心のふるさと館課長(石木秀啓) まず、年数がどのぐらいかかるかということでございます。文化財担当のほうでは、委託を受けまして、例えば令和3年度に発掘調査を行いましたものに関しましては令和4年度中に報告書をまとめていくという形にしております。  また、大物が出てきた場合、これは歴史的な価値が非常に重要だとか、そういった意味合いだろうと思いますけれども、そういった場合につきましては、九州歴史資料館とか、そのほかの専門の先生にお伺いしまして、その活用の仕方とか歴史的な価値づけなんかを確定させて、将来的にはそういった展示などに使っていきたいと思いますが、その具体的な年数につきましては、その物次第になりますので、ちょっと一概に申し上げることは難しいかなと思います。以上でございます。 376: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 377: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で心のふるさと館所管分の質疑を終わります。  地域創造部所管分について質疑漏れはありませんか。 378: ◯委員(中村真一) 76ページですけれども、まどかぴあの施設整備事業というのは、これはあと何年ぐらい予定してあって、あとどういったところの整備が残っておるんですか。 379: ◯コミュニティ文化課長(楢木英幸) まどかぴあの整備工事につきましては、本市の場合は個別整備計画となっておりまして、令和10年度まで適用します。その詳細につきましては、財産管理課のほうになりますので、後ほど回答でようございますでしょうか。 380: ◯委員(中村真一) はい。 381: ◯委員長(松田美由紀) ほかに、質疑漏れは。 382: ◯委員(中村真一) 令和3年当初予算のときに、まどかぴあの中にあるまどかショップについて質問したときに、令和3年度の早い時期から再開するということを聞いておったんですけれども、まどかショップは今どんなふうになっていて、今回の決算内容ではどこかで説明してあったんでしょうか。 383: ◯コミュニティ文化課長(楢木英幸) まどかショップは、入って右側のところですね、これはふるさと館が平成29年ですかね、なったときに、ここふるショップとして今回移行しています。その後一旦閉店というか、誰も使えない状態でございましたので、情報発信としての拠点基地として開発するということを想定しておりました。ちょっと時間がかかりましたが、ようやく令和4年度、今年の4月から情報の森という形で、いわゆる情報発信の拠点として、パンフとか、池田満寿夫さんのご案内とか、そういう形で今、しているということでございます。こちらにつきましては、まどかぴあの実施事業として行っておりますので、市の予算のほうでなく、指定管理者交付金の中でしていただいているものでございます。以上です。 384: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 385: ◯委員(中村真一) はい。 386: ◯委員長(松田美由紀) ほかに。 387: ◯委員(岡部かおり) すみません、76ページの一番下のほうの新しい事業、市民読書活動推進計画策定事業というのは主にどういったものか教えてください。 388: ◯コミュニティ文化課長(楢木英幸) こちらの市民読書活動推進計画につきましては、昨年度から策定を開始しております。計画の開始としましては来年度、令和5年4月からとしております。  もともと教育委員会のほうに、子ども読書推進計画というものがございまして、その後、国のほうが文字の力をつけるとか、こういう振興に関するものの関係も出ましたので、子どもだけではなくて、大野城市民全体の読書活動の推進を促す計画を策定することになります。以上です。 389: ◯委員(岡部かおり) あと、ほかの欄に読書ボランティア養成事業というのがありますが、これで、読書ボランティアの方はどのような活躍というか、小学校で読み聞かせとかをするボランティアさんのことに値するんですかね。 390: ◯コミュニティ文化課長(楢木英幸) 読書ボランティアにつきましては、学校の読み聞かせボランティア、まどかぴあ図書館での読み聞かせのボランティア、あと、地域貸出文庫におきますボランティア、各ボランティア活動がありますが、今回このボランティア養成事業につきましては、市のほうが12月に毎年スキルアップ講座ということで、各ボランティアさんにお声がけをして講義等、あと交流会での皆様の情報共有とスキルアップを図るということでございます。以上です。 391: ◯委員(岡部かおり) せっかくこうやって講習を受けられていますので、ランドセルクラブとかで、大いに読書ボランティアがどんどん本を読んで、そういうふうに活躍していただけたらなと思いますので、よろしくお願いします。 392: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 393: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、地域創造部所管分の質疑を終わります。  暫時休憩します。     (休憩 午後2時40分)     (再開 午後2時49分) 394: ◯委員長(松田美由紀) それでは、皆さんおそろいですので再開したいと思います。  午前中に回答漏れがありましたので、そちらの回答を各課から受けたいと思います。  まず、プロモーション推進課からお願いします。 395: ◯プロモーション推進課長(岩本裕介) プロモーション推進課です。  午前中に井福委員から、SNS機能拡充事業の損傷報告の過去の内容の状況ということでご質問ありましたので、その件数についてご報告いたします。  申し訳ありません。件数で調べましたところ、通報テストの分も件数に含めておりましたので、午前中、建設管理課を20件と申し上げたところ、19件の間違いでした。それと公園街路課は、7件でご報告したところが6件の間違いですので、そこの修正をお願いいたします。  それと、9月11日現在の数字を確認しましたので、その数字で報告をいたします。建設管理課分としては9月11日現在で22件、公園街路課は7件となっております。建設管理課の22件のうち、市で対応済みの件数が12件、現在対応中のものが6件、残りの4件につきましては、警察や県のほうの所管になりますので、そちらに連絡をしております。公園街路課の7件ですが、その7件のうち市で対応済みが6件になります。その6件は、7件のうち内容が重複したのがありまして、その2件を1件とカウントしていますので6件になります。以上です。 396: ◯委員長(松田美由紀) 井福委員、よろしいですか。 397: ◯委員(井福大昌) はい。 398: ◯委員長(松田美由紀) それでは続きまして、危機管理課の回答を受けます。 399: ◯危機管理課長(田代崇憲) それでは、午前中の審議で、岡部委員から食料品等支給事業、このうち独り暮らしの高齢者等はどれくらいの割合があるかということについて、お答えいたします。  昨年度、先ほどお答えしましたように538世帯に支援を行っておりましたが、この中で独り暮らしの高齢者世帯は6世帯、高齢者同士の、いわゆるご夫婦とも高齢者に属する世帯が6世帯ですので、合わせて12世帯、率にして2.2%ということになります。非常に少ないというふうに私も感じましたので、いろいろ調べましたところ、昨年度は、特に第6波におきましては高齢者の陽性率が非常に低く、サンプリングしましたら5%ぐらいでございました。それと、高齢者の方は重症化のリスクがあるということで、自宅療養というよりは、若い方に比べてホテル療養されたり入院された方も多いので、このような数字になっているものと推測をいたしております。  いずれにしろ、災害時も含めて、こういった緊急時には声を上げにくい方とか情報をキャッチしにくい方、するのが不得意な方というのが支援漏れという形になりますので、危機管理課といたしましても関係部署、それから保健所と今後も連携して対応を進めてまいりたいと思っております。以上でございます。 400: ◯委員長(松田美由紀) 続きまして、財産管理課の回答を求めます。 401: ◯財産管理課長(市川拓士) 先ほど中村委員からのご質問で、まどかぴあの関係の改修でございますけれども、まず、個別計画において令和9年度までの計画がございます。ただし、その計画においても、毎年点検をさせていただいております。その点検により、もともと施設や設備が持っている寿命、耐用年数もございますけれども、その点検結果に応じて変動をさせていただいております。  それと、いつまで続くのかということですけれども、第一段階としての個別計画は令和9年度までですが、令和10年度以降も改修が続きます。それについてはまだ策定には至っておりません。以上です。 402: ◯委員(中村真一) 令和9年度までになると、どういったところが残っているんですか。 403: ◯財産管理課長(市川拓士) まず、主立った計画を述べさせていただきます。令和4年度、現在は特定天井のほうをさせていただいております。令和5年度におきましては図書館等の空調設備、令和6年度においては小ホールの舞台器具、令和7年度におきましては受水槽の更新などを計画しております。以上です。 404: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 405: ◯委員(中村真一) はい。 406: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですかね。                  〔「なし」の声あり〕 407: ◯委員長(松田美由紀) それでは、暫時休憩します。     (休憩 午後2時55分)     (再開 午後2時56分) 408: ◯委員長(松田美由紀) それでは再開します。  こども未来部所管分の審査を行います。 409: ◯こども未来部長(緒方一幹) こども未来部でございます。こども未来部は本年度、それまでのこども部から名称が変更しました。こども未来部は、昨年度までこども未来課だったこども・若者政策課、こども健康課、子育て支援課の3課と、大野北、筒井、大野南保育所の3園で構成されております。  今から、分かりやすい説明を心がけ、各課長が決算についてご報告をいたしますので、ご審議よろしくお願いいたします。 410: ◯委員長(松田美由紀) それでは、こども・若者政策課所管分の説明を求めます。 411: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) それでは、こども・若者政策課分の決算概要についてご説明いたします。  事務事業成果説明書の81ページをご覧ください。下から2段目からの、こども・若者政策課の分でございます。  まず、3款2項1目児童福祉総務費の職員給与費は、人事配置に基づき、こども部、現在のこども未来部の人件費28人分を支出したものです。  続いて、3款2項7目青少年・児童育成費の決算額は5,601万7,000円で、前年度決算額に比べ7,631万3,000円の減となりました。  初めに、ファミリーサポート事業費の決算額は、前年度と同額の1,331万5,000円となりました。  次に82ページをご覧ください。  1段目の子育て支援事業費の決算額は1,055万3,000円で、前年度決算額に比べ164万7,000円の減となっております。これは、主にブックスタート事業の絵本購入費が減となったこと、また、ぞうさんひろばの運営業務委託料が減となったことによるものでございます。  事務事業ごとに補足を申し上げます。  一番上の白丸のブックスタート事業の決算額は396万8,000円で、前年度決算額に比べ84万1,000円の減となりました。なお、令和3年度は新型コロナウイルス感染症の感染を予防するため、読み聞かせを中止し、絵本の配付のみを行っております。  3番目の白丸のぞうさんひろば事業は、各コミュニティセンターにおいて親子の遊び場を提供する事業で、決算額は653万2,000円となりました。前年度決算額に比べると69万5,000円の減となっております。この主な理由としましては、緊急事態宣言の発令によりコミュニティセンターが休館となった期間におきまして、事業が開催できなかったことによるものです。
     次の段の青少年・児童育成事業費は、決算額1,408万5,000円で、前年度決算額に比べて6,822万4,000円の減となっています。  それでは、事務事業ごとにご説明いたします。  1番目の白丸の青少年健全育成事業は、青少年教育指導員の給料のほか、子ども会活動支援など、青少年健全育成団体の事業や運営に対する補助金を交付したものです。決算額は547万4,000円で、前年度決算額540万8,000円とほぼ同程度の決算となりました。  2番目の白丸の中学生・高校生交流の翼事業は、市内に住む子どもたちをオーストラリアに派遣し、現地の学生との交流活動などを行うものです。平成3年度に開始して以来、28回実施しておりましたが、令和2年度に続き令和3年度におきましても新型コロナウイルス感染症の影響でやむなく事業を中止いたしました。派遣事業は中止になりましたが、訪問先の学校の生徒との文通交流事業を行い、決算額は1万5,000円となりました。  5番目の白丸の青少年の居場所運営事業は、青少年を対象に、家庭や学校以外の居場所をつくり、仲間や大人とのコミュニケーションを通して、自尊感情や社会性を持った青少年を育成することを目的としています。令和3年2月に旧下筒井公民館跡に青少年の居場所ユープレを開所し、順調に運営を行っております。令和3年度の決算額は740万4,000円で、施設の改修工事や設計監理業務委託料を支出した前年度決算額に比べますと6,807万3,000円の減となりました。  4段目の子ども情報センター運営事業費は、すこやか交流プラザ内にあります、れいわ子ども情報センターにおきまして、未就学児と保護者に自由に遊べる場所を提供する親子サロンの運営や、親子のふれあい事業を行うもので、決算額は1,806万4,000円となりました。親子サロンの指導員の任用形態の変更などにより、前年度決算額に比べまして644万2,000円の減となりました。  最後に、10款4項1目生涯学習総務費の成人式開催事業です。新成人を中心とした実行委員会方式で、令和4年1月10日の成人の日に、新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、記念式典を2部に分けて開催いたしました。新成人の対象者は1,065人で、参加者が782人、参加率が73.4%でした。令和3年の参加率70.8%から2.6ポイントアップいたしております。決算額は105万1,000円で、前年度の111万5,000円とほぼ同額でございました。ご説明は以上でございます。 412: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので質疑を受けます。質疑はありませんか。 413: ◯委員(岡部かおり) 82ページの子ども情報センター運営事業についてですが、この親子サロン指導員と子育て応援指導員の役割は、どのような業務内容になっているか教えてください。 414: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) それぞれの役割について、ご説明申し上げます。  まず、親子サロン指導員は、れいわ子ども情報センターの1階にあります親子サロンの運営を主に行っております。そして、子育て応援指導員につきましては、れいわ子ども情報センター3階で行います、ひろば事業等の実施、企画、運営を行っております。また、公民館での親子サロン、こちらのサポート等も行っているところです。ご説明は以上です。 415: ◯委員(岡部かおり) この子育て応援指導員は大体何名の方がいらっしゃいますか。 416: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) 子育て応援指導員は5名、全て保育士でございます。 417: ◯委員(岡部かおり) 次に、ブックスタート事業でございますが、これは赤ちゃんが生まれて絵本を配付するということですが、1人何冊ぐらいで、令和3年度は何冊ぐらい配付があったのでしょうか。 418: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) ブックスタートで配付させていただく絵本の冊数は、2冊ずつでございます。令和2年度の参加者の数は700名でございました。 419: ◯委員(岡部かおり) ありがとうございます。 420: ◯委員(河村康之) 82ページの青少年の居場所ユープレ、ちょうど運営が始まって1年たちますけれども、大体の利用人数と、1年たってどのような評価といいますか、ちょっとお話を。 421: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) では、ユープレの運営状況について概要をご説明いたします。  まず、令和4年3月末時点でのユープレの利用登録者数、こちらは674人でございまして、これは1年前の令和3年3月末時点の171人から503名増となっております。  次に、延べ利用者数ですが、こちらは令和3年3月末時点で3,813人。1年前の令和2年度の3月末の人数が488人でございましたので、3,325人の増となっております。ちなみに、1日当たりの平均の利用者人数ですが、令和3年度が14.4人、令和2年度の8.3人から6.1人増となっているところで、利用状況からは好評かなと思っております。  また、利用者満足度、こちらは利用者の方100人にアンケートを取った分ですが、満足度も98%となっておりまして、そのうち、非常に満足が72%、満足が26%ということで、利用者の満足度の面からもおおむね順調に運営が進んでいるものと考えております。以上です。 422: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 423: ◯委員(河村康之) はい、結構です。 424: ◯委員(井福大昌) 今の関連ですけれども、周知についてですが、我々も市議会チャンネルというユーチューブチャンネルで、ユープレを3作目で宣伝したりもしたんですが、どうですか、今のところの……。日々周知をされていると思うんですけれども、今後の周知方法と、今、大体どれぐらいの市内の子どもたち、青年たちが分かっているのかというのを何か把握されていらっしゃいますか。 425: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) ありがとうございます。ご協力、感謝申し上げます。  周知につきましては、今後も市のホームページや広報に載せたりとか、利用者の方に好感を持っていただくことで、その方々から広がっていくということも期待しているところでございます。  周知状況ですけれども、今年度、子どもに関するアンケートを実施する予定となっております。その中でも、ユープレの認知度、知っていますかということを質問項目に入れておりますので、その結果で判断し、今後の対策についても検討していきたいと思います。以上です。 426: ◯委員(井福大昌) 1日約14人が利用されているということですが、使用用途は把握されてますか。 427: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) 主な利用の目的ですけれども、一番多いのは学習でございます。こちらが全体の68.2%を占めています。それ以外にはゲームをしたり、あとパソコンとテレビを見たりといった利用もあるところです。以上です。 428: ◯委員(井福大昌) ありがとうございます。頑張ってください。 429: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) ありがとうございます。 430: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 431: ◯委員(大塚みどり) 81ページの、ファミリー交流センターの3年度の事業についてお尋ねします。  これは委託していますけど、この事業の内容、成果といったものはどのように捉えて、実状も、数字的なものをお願いします。 432: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) ファミリー交流センターの事業につきましては、建物の施設を含めまして指定管理制度を導入して事業を運営しているところでございます。  令和3年度の関係でございますが、あちらの施設で「ぽっかぽかひろば」という、親子の居場所といいましょうか、遊びを提供する事業を行っておりまして、そちらの利用は令和3年度、1,676人の利用があっているところでございます。本来でしたら、こちらの施設を利用しましてベビーマッサージや社会人のサークル等も行われるところですけれども、令和3年度につきましては新型コロナウイルス感染症の観点から、接触を控える必要がございましたので、そちらの事業は中止となっているところでございます。以上です。 433: ◯委員(大塚みどり) 委託というところで、多分、来年から変わるというか、また新たな計画に入っていると思うんですけれども、今、その関係で、この評価と、ほかにまたどういった方向で事業を進めるのか、その辺が分かり次第教えてください。 434: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) 確かに、ファミリー交流センターの指定管理の年度が本年度いっぱいでちょうど更新時期を迎えることになります。なので、現在、次年度以降の指定管理制度につきまして内部で検討を行っているところでございます。それによりまして令和5年度以降の指定管理者を選定していきたいと考えております。 435: ◯委員(大塚みどり) 一番、住宅街にある中で、車を利用しないとか、歩いて行けるということで、コロナ禍でもこの人数が使用しているということで、有効に使っていただいていると思いますが、指定管理の仕様書はこれまでの令和3年、2年はコロナでなかなか見えないところがあったんですけど、変更したところ、追加があれば、そこはどういったことを検討されてありますでしょうか。これまでと変わらない仕様書なんでしょうか。 436: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) 基本的には、施設の設置目的は大きく変わっておりませんので、仕様につきましても同様の内容で行いたいと思っております。ただ、コロナ禍の中でもどのような事業ができるか、そういったところは仕様なり、新たな指定管理者と協議を進めていきたいと考えます。 437: ◯委員(大塚みどり) また令和5年度もコロナが進むということを見通して、指定管理者が決まったら、そこからやっていくということですけれど、よく問題になっているのが、指名競争入札なのか、それともプロポーザルなのか、その辺は決まっているんでしょうか。 438: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) 現在まだ検討中と申しますか、内部で検討を行っている段階でございます。 439: ◯委員(大塚みどり) 最初に申しましたが、あそこだけは各コミュニティセンターとか、車で行くようなところじゃなくて、地域の人が歩いてということで、非常に利便性がありますので、ぜひ、今指定されているところから、自分たちのやってきたこととか聞かれて、検討、活用できるような内容でということで、要望じゃないですけど、そういう考えがあります。実際、毎月行っているものですから、すごいなと思っているんですよ。課長としてはどんなでしょうか。 440: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) ありがとうございます。つつじケ丘にありますファミリー交流センターは、当然住宅街にございまして、非常に、れいわ子ども情報センターに比べますと、やや小じんまりとしたサロンでございます。ただ、一方で、大人数の場所で過ごすことが苦手なお子さんや保護者の方にとっては非常に利用しやすいというご意見も伺っているところです。なので、ファミリー交流センターの特徴なりニーズに応えているところ、そこを引き続き継続しながら、また多くの方がご利用できるような工夫を進めていきたいと考えております。 441: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 442: ◯委員(大塚みどり) 成人式の開催について質問します。  いわゆる18歳が成人という国の扱いになったり、大野城市は新成人の集いを二十歳というふうに概念としてますが、それで市民の方から問合せがあったんですけど、この2年間のギャップ、いわゆる自分たちは18歳で成人を迎えたというのに、その2年後に新成人ということで、この辺は自治体によっては非常に何か指摘されているところもあるみたいですけれど、市としてはこの辺というのは検討内容になってないのでしょうか。 443: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) ご指摘のとおり成人年齢が2歳下がったときに、本市でも検討を行いました。その結果といたしまして成人式につきましては、現況の二十歳で行うことを継続するとさせていただいたところです。その理由について、3点ほど申し上げたいと思います。  まず、18歳は多くの方が高校生でいらっしゃると。そして、進学や就職などを控えて進路を決めるちょうど大切な時期であるということ。そして、本人だけでなく、ご家族にとっても大きな負担になり、参加ができない人が増えるのではないかという懸念、可能性、そちらを考えました。  また2点目といたしまして、20歳は、18歳では認められていない一部の権利が認められることとか、現況では少年法の適用がされなくなることから、これまでより、より一層大人としての責任と自覚が求められる、それが20歳と考えました。  最後に、20歳は、自立しようとしたり、その意識が芽生えたりする時期であります。なので、そのときに成人の日の趣旨を踏まえまして、そのときに将来を担う成年を応援し、励ますことが非常に有効であると考えたことから、引き続き対象年齢を20歳とすることになりました。以上です。 444: ◯委員(大塚みどり) 今のような課長の三つの見解がしっかりあることを、やはり市民の子育て家庭の保護者、あるいはその家庭、そして自分自身が自覚して、自分のところは二十歳のときにというですね。そういったものというのはやっぱり手を打たないと、何となく18歳で成人と国は言っているけど、やはり学問中心の高校生ということになっているんですけれども、やはり自覚、社会的な流れというのは、市としては何か対策を打たないと、今の見解はなかなか浸透しないんじゃないかなと。ただ単に二十歳になったらお祝いで、みんなで同窓会に行く、そんな感じになってくるので、社会人の一歩としてということで市がお祝いとするなら、何か対策を検討したほうがいいと思いますけど、これについてはどうでしょうか。 445: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) おっしゃるとおりで、18歳、19歳の方には大人になられるという自覚や責任感もお持ちいただきたいということで、その対象の方々には、成人式ではございませんが、市長からのお祝いのメッセージというものを各個人に郵送することを考えています。そちらをお読みいただくことで、大人としての自覚、責任感をしっかりご自身で考えていただきたいと考えております。 446: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 447: ◯委員(岡部かおり) ぞうさんひろば事業についてです。これ、人数が少ないと聞いたんですが、決算でお金が結構出ているんですけれども、これはどういった感じで今はなっていますか。 448: ◯こども・若者政策課長(山下由紀子) ぞうさんひろばにつきましては、各コミュニティセンターの四つで、それぞれ実施をさせていただいているところです。参加者が以前に比べて少なくなっているところではございますが、ここに配置するための保育士の方の人件費、それから施設使用料につきましては、それぞれでかかるということで、この決算額になっているところです。 449: ◯委員(岡部かおり) 分かりました。 450: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 451: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上でこども・若者政策課所管分の質疑を終わります。  次に、こども健康課所管分の説明を求めます。 452: ◯こども健康課長(安武博樹) それでは、こども健康課所管分につきましてご説明いたします。  事務事業の成果説明書、83ページをお願いいたします。  3款1項6目心身障がい者福祉費の子ども療育支援センター関係費です。決算額は2,165万円で、前年度より118万円の減となっております。子ども療育支援センター運営事業は、心身に障がいがある児童などを対象とした療育事業における会計年度任用職員2名の給料などや、社会福祉法人こぐま福祉会への運営委託料などとなります。減の主な理由は、会計年度任用職員が3名から2名になったことによるものですが、令和3年度からは新たに再任用職員が1名配置されているため、人数自体は3名で変更はございません。なお、令和3年度の子ども療育支援センターの登録者は186名で、年間の利用状況は、延べ1,039名でございます。  続いて、3款2項5目母子福祉費の母子保護事業費です。決算額は206万5,000円で、前年度より122万5,000円の減となっております。母子保護事業は、経済的理由により入院助産を受けることができない妊産婦が入所する助産施設や、母子の自立の促進のためにその生活を支援することを目的とした母子生活支援施設の措置費などとなります。減の主な理由は、令和3年度は、令和2年度に比べ母子生活支援施設の入所が少なかったことによるものでございます。  続いて、3款2項7目青少年・児童育成費の子ども相談事業費です。決算額は3,081万6,000円で、前年度より843万1,000円の増となっております。増の主な理由は、子ども相談センターの支援対象児童の情報を管理している児童相談システムの更新を行ったことなどによるものでございます。  事務事業について、ご説明いたします。  一番上の白丸、子ども家庭総合支援拠点運営事業は、18歳までの子どもに関する各種相談対応などを行う子ども相談センターの会計年度任用職員6名の給料などとなります。なお、令和3年度に子ども相談センターが相談対応を行った児童実人数は871名、延べ対応件数は2万3,451件となっております。  その下の白丸、赤ちゃんホームヘルプサービス事業は、生後12週間以内の乳児のいる家庭などに対し、育児や家事の支援のためにホームヘルパーを派遣するための大野城市社会福祉協議会への委託料などとなります。なお、令和3年度の当該事業の利用実人数は26名、利用時間は425時間となっております。  次に、84ページをお願いいたします。  4款1項1目保健衛生総務費の母子保健推進費です。決算額は1億5,606万5,000円で、前年度より53万3,000円の減となっております。  事務事業については全部で13の事業があり、4か月児、10か月児、1歳6か月児に対する個別健診を行う乳幼児健診事業や、妊婦健康診査に係る健診料の一部を助成する妊婦健康診査事業、3歳児に対する集団健診を行う3歳児集団健診事業、入院加療を要する2,000グラム以下で生まれた未熟児などの保護者に対し、1歳になるまでの入院医療費の一部を給付する養育医療給付事業などとなっております。なお、乳幼児健診及び3歳児集団健診の受診者数は、表のとおりとなっております。  次に、85ページをお願いいたします。  4款1項2目予防費の子ども予防接種費です。決算額は2億7,768万6,000円で、前年度より52万1,000円の減となっております。子ども予防接種事業は、子どもの定期予防接種に関する委託料などで、令和3年度の接種者数については表のとおりとなっております。なお、表の一番下、ロタについては、令和2年10月に定期予防接種に追加されたことから、令和2年度の実績836名に対し、令和3年度の実績は2,000名となっております。こども健康課所管分の説明は以上でございます。 453: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので質疑を受けます。質疑はありませんか。 454: ◯委員(井福大昌) 83ページの母子保護事業費ですが、母子保護事業の児童入所施設で、これは入所者が減ったので206万円ということだったんですが、前年度比で何人が何人に減ったんですか。 455: ◯こども健康課長(安武博樹) 令和3年度の母子生活支援施設の実績につきましては、1世帯で3か月でございました。それに比べ令和2年度については、1世帯で8か月の実績でございます。以上でございます。 456: ◯委員(井福大昌) じゃあ、利用者が減ったわけじゃなくて、期間が減ったということですね。 457: ◯こども健康課長(安武博樹) そうです。 458: ◯委員(井福大昌) であれば、これ、今年度の当初予算では、逆に4倍の800万円が計上されていたと思うんですけれど、これも人数ではなくて、期間ベースでいつも予算を組まれていると思っていいでしょうか。 459: ◯こども健康課長(安武博樹) 入所を予定されている世帯と、あとは月、これに単価を掛けて組んでおります。以上でございます。 460: ◯委員(井福大昌) 分かりました。 461: ◯委員(平田不二香) 今の井福委員の質問に関連するんですけれども、目の数値目標で、母子生活支援施設入所者の自立のために3か月に1回の訪問による指導を実施することになっていますけれども、実際にどのような訪問による指導をしていらっしゃるのですか。 462: ◯こども健康課長(安武博樹) 母子生活支援施設の訪問につきましては、職員が現地施設を訪問いたしまして、母子生活支援施設からの自立に向けて、利用者とのお話をさせていただいているところです。以上でございます。 463: ◯委員(平田不二香) 令和3年度は1世帯の方が3か月で退所していらっしゃいますけれども、3か月の間に自立できるような見通しが立ったということですか。 464: ◯こども健康課長(安武博樹) 今回の方につきましては、自立のめどが立ったわけではございませんで、目の数値目標がゼロとなっておりますのは、原則3か月に1回程度訪問しておるんですけれども、今回、コロナウイルスの関係で、施設と相談した結果、訪問は難しい状況になりましたので、訪問を控えたということになります。その結果ゼロということです。以上です。 465: ◯委員(平田不二香) じゃあ、訪問することはなかったけれども、退所されたということは自立のめどがついたと思っていいんですか。 466: ◯こども健康課長(安武博樹) 3か月で退所したのではなくて、訪問して本来は面談する予定でございましたけれども、コロナの関係で訪問ができなかったということでございます。 467: ◯委員長(松田美由紀) ちょっとかみ合ってない。こども健康課長は、目の数値目標のことを言われていて、平田委員は、3か月で退所をしたのかどうかを聞きたいということですね。 468: ◯こども健康課長(安武博樹) 3か月で退所はしておりません。継続して入所をしております。 469: ◯委員長(松田美由紀) ちょっと問題というか、井福委員のときの回答で、1世帯で3か月という発言をされて、それに対して平田委員が、目の数値目標と1世帯の3か月のことを加えて聞かれたんですけれども。もう少し説明を。 470: ◯こども健康課長(安武博樹) すいません。もうちょっと説明いたします。令和3年度の実績につきましては、3か月間の入所でございました。これは退所したことによって3か月で終わったわけではございませんで、継続しての入所になります。先ほどは令和2年と3年の比較でございましたので、すいません、令和3年だけの期間を申し上げた説明をさせていただいたところでございます。以上になります。 471: ◯委員(平田不二香) じゃあ、令和2年度の1世帯の方と令和3年度の方は同じ世帯ですか。 472: ◯こども健康課長(安武博樹) 別の世帯でございます。 473: ◯委員(山上高昭) 要は、1月から3月まで入所したという感じですか。 474: ◯委員長(松田美由紀) ちょっと説明が分かりにくいので。皆さん、分かりましたかね。担当課の説明と聞いていることの説明、ずっと平行線になっているようです。 475: ◯こども健康課長(安武博樹) もう一度説明いたします。一番最初の令和2年度と3年度の比較の件でございますが、令和2年度については5月から12月の8か月入所された方がおりました。これに対し、令和3年度については1月から3月、これは4月以降も継続はしておるんですが、令和3年度で申し上げますと、1月から3月の3か月間ということで、令和2年と3年を比較しますと、8か月と3か月ということでございます。以上でございます。 476: ◯委員(井福大昌) これ、ちなみに最長どれぐらいでしたっけ。 477: ◯こども健康課長(安武博樹) 特にいつまでにというのはないんですけれども、本施設は、虐待、DVなどから避難して母子で入所する施設でございますので、入所後については自立に向けてお話をしていくことになります。市としましては、おおよそ1年以内には自立できるようにお話はさせていただくところですが、その世帯ごとによって状況が変わるというところになります。以上です。 478: ◯委員(井福大昌) ありがとうございます。
    479: ◯委員(平田不二香) もう少し知りたいんですけれども、ここに入所するきっかけというのは、どういった経路で入れるんですか。 480: ◯こども健康課長(安武博樹) 母子生活支援施設になりますので、子どもについて、虐待、DVなどの影響によって今住んでいる家で生活がなかなか難しくなった場合、それで次の行き先がなかなか見つからない場合、このときに母子生活支援施設に入所して、自立に向けて準備をしていくというふうになります。 481: ◯委員長(松田美由紀) いいですか。ほかにありませんか。 482: ◯委員(岡部かおり) いちご学級についてですが、以前は、いちご学級はすごいキャンセル待ちで、なかなか入所するのが難しいということがあったんですが、今の現状はどのようになっていますか。 483: ◯こども健康課長(安武博樹) 以前は確かに待ちが長くて、なかなか受付待ちの順番が回ってこないというのがございましたが、今は児発という別の児童福祉の施設をご紹介したりなどして、以前よりは改善されているものと考えています。 484: ◯委員(岡部かおり) 大体このいちご学級に通う子は、何歳から何歳までが対象になっていますか。 485: ◯こども健康課長(安武博樹) 未就学の児童でございます。 486: ◯委員(岡部かおり) 未就学児というと、幼稚園、保育園の子が結構いらっしゃるとは思うんですが、そこで就学するときに、小学校のつながりはどのようになっていますか。 487: ◯こども健康課係長(内田絵利子) こども健康課係長、内田です。回答させていただきます。  年長児さんについての療育は、小学校へのつながりが大切だと考えておりますので、まず、発達検査が必要なお子さんは行っております。教育支援課が実施しております就学相談のほうに案内いたしまして、特別支援教育等が必要なお子さんについては教育支援課とも連携をして、教育支援委員会のほうにつなげるようにしております。 488: ◯委員(岡部かおり) 主に通う子は、やっぱり言語の子が多いんでしょうか。それとも自閉症とかADHDとかそういう子が。今はどのような現状になっていますか。 489: ◯こども健康課長(安武博樹) 申し訳ございません。その障がい種別的な人数はちょっと把握しておりません。 490: ◯委員(岡部かおり) では、いちご学級の中に保育士が3名ということですが、ほかに専門員の方はいらっしゃいますか。 491: ◯こども健康課長(安武博樹) 市の職員としては、保育士3名で行っております。あとは委託事業者のこぐま福祉会の方と一緒に行っているというふうになります。以上でございます。 492: ◯委員(岡部かおり) では、大体何名の方が随時いらっしゃるんでしょうか。 493: ◯こども健康課長(安武博樹) 療育事業が実施される日については、先ほど説明いたしました市の職員3名と、あとは事業の状況に応じてこぐま福祉会のほうから職員が参りまして実施するということになります。 494: ◯委員長(松田美由紀) いいですか。ほかにありませんか。 495: ◯委員(河村康之) 83ページの一番下の児童相談システムのところですけれども、これ、児相のほうからの報告とかで、虐待の件数とか保護された人数とか、その辺はどうなんですか。 496: ◯こども健康課長(安武博樹) 市が対応したということでよろしいでしょうか。 497: ◯委員(河村康之) はい。 498: ◯こども健康課長(安武博樹) 令和3年度に市が対応した虐待に関する件数は1万5,086件でございます。あと、一時保護の人数につきましては、児童相談所から通知が来るものではございませんので、正確な数字はございませんが、令和3年度は約30名程度と考えております。以上でございます。 499: ◯委員(河村康之) その虐待の内容、例えばDVとかネグレクトとか、その辺のパーセンテージは出ていますか。 500: ◯こども健康課長(安武博樹) 一番多いのが心理的虐待でございます。それが1万5,086件のうち6,535件となっています。次が身体的、あとはネグレクトとなっております。以上でございます。 501: ◯委員長(松田美由紀) いいですか。ほかにありませんか。 502: ◯委員(平田不二香) 84ページの未熟児養育医療給付金ですが、2,000グラム以下で生まれた赤ちゃんは何人いましたか。 503: ◯こども健康課長(安武博樹) 未熟児養育医療の令和3年度の受付人数は30名でございました。原則2,000グラム未満でございますので、一部、2,000グラム超えても対象となる方は申請可能となっています。以上でございます。 504: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 505: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上でこども健康課所管分の質疑を終わります。  続きまして、子育て支援課所管分の説明を求めます。 506: ◯子育て支援課長(白石朋子) それでは、子育て支援課所管分についてご説明をいたします。  事務事業の成果説明書の85ページをお願いいたします。  2款1項17目新型コロナウイルス感染症対策費は、前年度に新規事業として行った児童扶養手当世帯支援金給付事業につきまして、令和3年度の実施はございませんので、決算額は0円となっております。  次に3款2項1目児童福祉総務費、決算額は61億9,124万円です。前年度比19億1,677万7,000円の増となっております。主な事業についてご説明をいたします。  初めに職員給与費ですが、こちらは公立保育所職員52人分の人件費です。決算額は3億6,140万1,000円でございます。  続きまして、86ページをお願いいたします。  私立保育所助成費です。この事業は、主に市内の私立保育所などに対する運営経費等の助成のほか、認可保育所定員拡充事業として、保育所の移転整理のための助成を行ったものです。この下から二つ目の認可保育所定員拡充事業が1億5,775万1,000円の減額となったことなどから、事業全体の決算額は、前年度比1億8,906万7,000円減の4億3,894万6,000円となっております。繰越明許費につきましては、前年度は新型コロナウイルス感染症対策のための保育所等の備品購入費等の繰越しがありましたが、令和3年度につきましては決算額は0円となっております。  次に、市立保育所事務費です。この事業は、市立保育所3園の運営に関する事業などを行うものですが、上から三つ目の市立保育所大規模改修事業として筒井保育所の大規模改修を行ったことなどから、事業全体の決算額は3億1,690万9,000円で、前年度比の6,277万9,000円の増となっております。  次に、子ども・子育て支援給付費です。この事業は、私立の認可保育所等へ施設型給付費として運営費を給付するほか、幼児教育・保育の無償化事業を行っております。事業全体の決算額は31億2,253万円で、前年度と比較しますと2億5,793万5,000円の増となっておりますが、私立の認可保育所等の定員の増加に伴い、施設型給付費が増額となったことなどによるものです。  次に、一番下の市立保育所管理費の決算額は204万4,000円で、前年度決算額から大きな変動はございません。  続きまして、87ページでございます。  児童手当等事務費につきましては、児童手当法の改正に伴いシステム改修が必要になったことなどから、決算額は前年度比153万9,000円増の932万円となっております。  次に、子育て世帯等臨時特別支援事業費です。この事業は、新型コロナウイルス感染症の影響下における支援策として、18歳以下のお子様がおられ、所得水準が児童手当の受給者と同様の世帯に対して、お子様1人当たり10万円を支給したもので、決算額は18億1,447万円となっております。前年度の対象は、支給単価が1万円であったことと、高校生の年代のお子様が含まれなかったことなどから、前年度比16億5,669万6,000円の増となっております。  次に、子育て世帯生活支援給付費です。新規の事業で、決算額は1億2,562万円です。これは新型コロナウイルス感染症の経済的影響への国の対策として、低所得のひとり親世帯及びふたり親世帯に対しまして、児童1人当たり5万円を支給したものです。  続きまして、3款2項2目児童措置費です。決算額は22億3,012万3,000円で、前年度比1,512万7,000円の減となっております。児童手当費につきましては、決算額は18億1,733万円で、前年度比1,195万7,000円の減となっております。これは、手当の支給対象となる児童の延べ月人数が419人、約0.2%減少したことや、所得超過により手当月額が5,000円に減額される児童の延べ月人数が271人増加したことなどによるものです。  続きまして、88ページをお願いいたします。  児童扶養手当費につきましては、決算額は4億1,279万3,000円で、前年度比317万円の減となっております。これは、手当の支給対象になる児童の延べ月人数が128人、約0.8%減少したことなどによるものです。  次に、3款2項5目母子福祉費です。ここでは、ひとり親家庭等を対象とした給付や相談支援を行っています。母子福祉費の事業全体の決算額は3,144万7,000円で、前年度に、新型コロナウイルス感染症対策のため国の施策として行った、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業につきまして、令和3年度の実施はございませんので、前年度比1億4,335万6,000円の減となっております。母子福祉費の上から三つ目の事業、ひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援事業につきましては、予算を1人分計上しておりましたが申請はございませんでした。  最後に、10款1項2目事務局費の私立幼稚園補助金です。この事業は、幼稚園等に対する育成補助金の交付を行うものです。決算額は552万6,000円で、前年度決算額から大きな変動はございません。  子育て支援課所管分の説明は以上でございます。 507: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので質疑を受けます。質疑はありませんか。 508: ◯委員(河村康之) 85ページ、一番下の待機児童、いよいよゼロということで、非常にいいことなんですけれども、保育園、幼稚園に通う児童以外の子もいると思うんですが、こういう子はどれぐらいいるんですか。 509: ◯委員長(松田美由紀) 後でよろしいですか。まだかかりそうでしたら、次の質問に行きます。よろしいですか。 510: ◯委員(河村康之) 調べて後で。 511: ◯委員長(松田美由紀) 後でよろしいですか。お願いします。 512: ◯委員(河村康之) そういう人もいると思うんですけれども、幼稚園とか保育園に通わない、いろんな事情があると思いますけれども、読み書きの遅れが出てくるんじゃないかなと考えられるんですけれども、そういうことへの対策というのは、本市で何か考えてあるんですか。 513: ◯子育て支援課長(白石朋子) 特に施設等に入所されてない方のそういった読み書きというところだと思うんですけれども、やはりどうしても家庭だけではというところでご心配の方につきましては、どうしても小学校に入るまでに何かしらの施設の方をご案内するような形で対応していきたいと考えております。 514: ◯委員(河村康之) いいです。 515: ◯委員長(松田美由紀) ほかに質問ありますか。 516: ◯委員(中村真一) 令和4年9月1日現在の待機児童は何人今年出ているんですか。 517: ◯子育て支援課長(白石朋子) 9月1日時点につきましては、まだ集計が出ておりませんので、8月1日時点でのお答えでよろしいでしょうか。 518: ◯委員(中村真一) はい。 519: ◯子育て支援課長(白石朋子) 8月1日時点での待機児童は58人となっております。以上でございます。 520: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか、中村委員。 521: ◯委員(中村真一) はい。 522: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 523: ◯委員(岡部かおり) 保育士の件です。人件費の52人分とありますが、この52人の保育士の中に男性保育士は本市はいらっしゃいますか。 524: ◯子育て支援課長(白石朋子) まず、この52人には調理員5名が含まれております。男性保育士は含まれております。以上です。 525: ◯委員(岡部かおり) じゃあ、市内には男性の保育士はいらっしゃらないという認識でよろしいでしょうか。 526: ◯子育て支援課長(白石朋子) この中に男性も含まれております。 527: ◯委員長(松田美由紀) 岡部委員は、男性の保育士の職員は何人いるかという質問に対して、数は把握してないでしょうか。 528: ◯子育て支援課長(白石朋子) 人数としましては3名でございます。 529: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。ほかに質問ありませんか。 530: ◯委員(井福大昌) 認可保育所の認可の要件をもう一度教えていただけますか。 531: ◯子育て支援課長(白石朋子) 要件につきましても、後ほど併せてご回答させていただければと思います。 532: ◯委員長(松田美由紀) はい、後ほどお願いします。ほかに質問ありませんか。 533: ◯委員(松崎正和) 人件費の52名のうち、保育士さんは何名ですか。 534: ◯子育て支援課長(白石朋子) 保育士は49名です。 535: ◯委員(松崎正和) 次のページの2番目、市立保育所事務費の中の会計年度任用職員、1億ちょっとありますけど、これ何名なんですか。 536: ◯子育て支援課長(白石朋子) こちらは令和3年度の人数で、62名でございます。 537: ◯委員(松崎正和) もちろん保育士の免許は持っているんでしょう。 538: ◯子育て支援課長(白石朋子) そのとおりでございます。 539: ◯委員(松崎正和) 正職員と言っていいのか、仮にそうしておきますが、正規職員が49名、会計年度任用職員が62名。半数以上がいわゆる会計年度任用職員、短期雇用的な方。例えば、市役所の事務とかならそれでいいでしょう。別に仕事をちゃんとこなせばいいんでしょうけれども、ただ保育士となると、子どもの、ある意味命に関わる、そういう中で、こういう人数の配分でいいのかなという気もしますけれども、その辺のお考えはいかがですか。 540: ◯子育て支援課長(白石朋子) そうですね、公立保育所につきましては、やはり定員に基づく配置基準に基づいて、正規職員につきましては必要な人数を採用しているというところで、それ以外の方につきましては、臨時的なこと、緊急に備えたり、また休暇や研修等に出る場合、そういったものに備えるべきもので会計年度任用職員で対応していただいているというところでございます。 541: ◯委員(松崎正和) それも理解できます。これは、常時勤務する会計年度任用職員が交代で来るということでなく、常時勤務する中での割合とは、どうなんですか。やっぱり会計年度任用職員のほうが多いんですか。 542: ◯子育て支援課長(白石朋子) そうですね。先ほどの会計年度任用職員には、パート職員もほぼ半数含まれております。というところで、割合的に正規職員のほうが少ないという状況ではないと考えております。以上でございます。 543: ◯委員(松崎正和) パート職員というのは、会計年度任用職員に含まれていて、それよりかなり短期雇用と理解していいですか。 544: ◯子育て支援課長(白石朋子) 期間的には同じようなものですが、1日のうちの時間が2時間だったり3時間だったり、朝の時間だけをお願いするといった方も、この辺になります。 545: ◯委員(松崎正和) 給与面を見ても、これ見れば、すごく……。49名で3億、人件費が。62名で1億、これだけの給与の差もある。かなりの差ですね。その辺もいかがなものかな。だから、幾らかでも改善する必要がないのかと思うんですが、いかがですか。 546: ◯子育て支援課長(白石朋子) 正規職員につきましては、やはり、各クラスの担任を任されたりというところで、責任の重さというところもございます。会計年度任用職員につきましては、確かに処遇、待遇が筑紫地区の中でも少し低いという状況がございましたので、昨年度末に改善をさせていただいたところではございます。以上でございます。 547: ◯委員(松崎正和) 改善してこの数字。もう少し考慮する必要があるような気もしますけどね。いかがでございますか。 548: ◯子育て支援課長(白石朋子) そうですね、正規職員との差はございますが、先ほど申し上げた改善というのは、年度の後半、2月、3月というところから始まっておりますので、なかなか決算には、そこまで表れてきてない状況ではございます。以上でございます。 549: ◯委員(松崎正和) もういいかげん言っても仕方ないでしょうけど、そういう現状が幾らかでも。子どもの命に関わっていることですから十分検討いただきたい。 550: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 551: ◯こども健康課長(安武博樹) 申し訳ございません、先ほど岡部委員から、いちご学級の待ちが長いのではないかというご質問をいただいたところで、追加でご説明させていただければと思います。  先ほど、以前よりは改善しておりますということでご説明させていただいたんですが、令和3年度につきましては、以前よりも改善したんですけれども、今現在、令和4年度については、やはり、また待ちが少し多くなっている状況でございます。いちご学級は、最初、初回面接を行いまして、初回面接を行った上で、次の集団療育、個別療育につなげるんですが、ここの最初の初回面接でちょっと待ち時間が出ているところでございます。  ですので、これにつきましては保護者のニーズを聞いて、病院受診を勧めたり、先ほども申し上げました児童発達支援事業所、児発のご紹介をして対応しているということになります。以上でございます。 552: ◯委員(岡部かおり) 以前、私が保育士をしていたときは、ちょっとこの子、言葉の遅れがあるなと思っていたら、保護者から、ちょっと言葉が気になるんですと言われて、園と市はつながっているので、いちご学級とかどうですかと聞いて、そこで保護者がいちご学級に問い合わせをしたら、すごく待ちがあるということで、その方は結局、春日市で支援を受けるようになったということがありました。いちご学級は、入ったらすごい手厚く細かく見ていただけるということだったので、いちご学級のほうがよかったと言われてあるので、ぜひ輪を広げていただいてですね。よろしくお願いします。 553: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 554: ◯委員(中村真一) 先ほどの松崎委員からの質問に関連するかどうか、ちょっと分からないんですけど、先ほど松崎委員のほうから、市立保育園の保育士とか会計年度任用職員の人数のことで質問があったと思うんですが、私立保育所の職員の方とかの正社員というか正規職員、もちろんパートとかでも職員の方はおられるんですけれども、そういう私立保育所、認可を受けているところのことがここに出ていると思うんですけど、そういったところの職員の方は、今、足りているとか不足しているとかを認識してあったり、もしそれで人数が足りてなかったら指導とか市役所から助成とか、そういうことは行ってあるんですか。
    555: ◯子育て支援課長(白石朋子) 私立につきましても、特に余裕があるというような状況ではございませんが、基準を満たした保育士で運営をされているところで、もし何か問題があった場合は当然、毎年監査等にも入っておりますので、そこで指導させていただくという形になっております。以上でございます。 556: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 557: ◯委員(中村真一) はい。 558: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 559: ◯委員(大塚みどり) 今のに関連しまして、処遇改善、令和3年2月、3月で。この処遇は実質どんな改善だったのでしょうか。 560: ◯子育て支援課長(白石朋子) こちらの処遇改善事業におきましては、月額9,000円程度、おおむね3%の改善をさせていただいたところです。以上でございます。 561: ◯委員(大塚みどり) それを先に言ったほうが分かりやすかったなと思いまして質問させていただきました。ということは、保育士さんは1年間、令和4年から、1年間の、税金の対策もあるんですけど、年間でどれぐらいの給与を払ったと認識しているんでしょうか。 562: ◯子育て支援課長(白石朋子) 月額9,000円の12か月、昨年度補助対象が522名おられましたので、おおむね5,000万円から6,000万円の改善になったと考えております。以上でございます。 563: ◯委員(大塚みどり) ありがとうございました。  別件で。随分待機児童に対して認可保育所あるいは小規模、すごく拡充してきたんですけれど、また、また今度は逆の問題で、少子化になりまして、保育所、保育園が余るんじゃないかということですが、今、待機児童、8月1日付で聞きましたけれど、いろんな保育園も企業型から届出保育施設のサービス、この辺の見通しというのは市としてはどの程度、今、計画中でしょうか。 564: ◯子育て支援課長(白石朋子) 例えば認可外、いわゆる届出保育施設等につきましては、少しずつ施設数等も減ってきている状況でございますけれども、届出保育施設におきましては、そこの特色を出した保育を行っておられたりというところで、そちらのニーズもあると思いますので、認可の届出保育施設、その辺りは強調していける形がいるかなと思っております。以上でございます。 565: ◯委員(大塚みどり) 状況を見て、次の対策を考えるときが来たかなというのは感じて。大変忙しい課ですけれども。  もう一点は、届出保育施設によっては発達障がいの園児を特別に預かっている保育所もあるようです。そういったことから、先ほど保育士の処遇改善が出ていましたが、市外からの問合せで、大野城市の保育園はなかなか預かってくれなかったという相談が過去、毎年あるんですけれども、この辺のことに、やっぱり保育園が、園児が余ってくるというか、発達障がいの子どもたちの入園を受けてとか、そういった方向性というのは見えてはいないんでしょうか。 566: ◯子育て支援課長(白石朋子) そうですね。特別に発達障がいの子どもさんを受入れているところではございませんが、これまでも定員拡充等も進めてきたところでございますし、認可保育所での受け入れ、そして、そういった企業主導型の届出保育施設も含めたところでの施設の受入れというところではカバーできていると思っております。以上でございます。 567: ◯委員(大塚みどり) 含めて病児保育、いわゆる1週間以内ぐらいは預かってくれるところとかあるみたいですが、なかなかお母さんが1週間以上、10日、仕事を休めないという状況、そして、自分の近隣で見てくれる身内の人がいないという状況、これも対策として提案させていただきますので、今後の検討にしていただきたいと思います。  最後1点、昨年、北九州、中間市、今回もまた2歳の子どもですね、痛々しい事件が起きました。これに対して市としては、昨年、バスにどんな対策をしたのか。バスがある、なしに対して、監視以外にも、このことに対して市がされた対策、あるいは、これからやろうとしていることをお聞かせください。 568: ◯子育て支援課長(白石朋子) バスの状況としては、まず、市の、あの時点で把握できない部分がございましたので、その後、バスの保有状況について、まず調査を行わせていただいております。実際にバスを保有し、送迎の運行をしている園につきましては、安全管理マニュアル、そういったものをちゃんと策定しているかということを確認しまして、未策定だった園に対しましては策定をさせて、マニュアルに基づいての運行を実施しておるところでございます。以上になります。 569: ◯委員(大塚みどり) 昨年と今年の違いは、ふだんバスを運転してない人が突発的にいろんな状況がありまして運転した、こういったことも含めて、もう少し危機感を持って、マニュアルをつくったり、そこの対策というのは十分なされてあるんでしょうか。 570: ◯子育て支援課長(白石朋子) そうですね。マニュアルがあっても、そういった事故、人為的なミスが起こり得るというところで、特に今回のことで有効な手だてとしては、お母様お父様から欠席の連絡がなくクラスにいなかった場合、必ずすぐにお父様お母様のほうにお電話を差し上げてというところで確認をすれば、いや、バスに乗せたのに来てないというのはおかしいというところで気づけるという対策を考えて、やっていければと思います。以上になります。 571: ◯委員(大塚みどり) 最後にしますが、バスの置き去り自体がもう問題じゃないでしょうか。運転した人、そして次に、一人じゃなくて、最終的に二人三人でバスを見て、誰もいないか、その管理が一番大事と思います。それで、第2点は園児の点呼ですね。出席する、何も連絡がない、ここの危機管理のルートというのはしてほしいので、ぜひそこを含めて。予算でこれから審議にかかるので、手当とかあがるかもしれないんですけど提案しておきます。お願いします。 572: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。 573: ◯子育て支援課長(白石朋子) 先ほど河村委員からお尋ねいただいた件につきまして、ご回答申し上げたいと思います。  現在、特に施設等に入所されていない園児の人数はというところで、おおむね1,900人いらっしゃるような状況でございます。  それともう一点お尋ねがございました施設の認可の要件、そういったものにお尋ねいただいた分につきましては、施設の面積や保育士数、設備、衛生状況、そういったものに基づいて審査をして認可を行っております。以上でございます。 574: ◯委員長(松田美由紀) よろしいですか。 575: ◯委員(井福大昌) そしたら、定期的に、何年の何月に申請の受付をしますよと決まってるんでしたっけ、認可は。常時じゃないですよね、常時受付じゃない。 576: ◯委員長(松田美由紀) 質問の意図は分かりますか。 577: ◯委員(井福大昌) 分かりますか。どうやったら認可保育園になるのかということを。 578: ◯子育て支援課長(白石朋子) 認可保育施設を設置する場合につきましては、基本的には公募をさせていただいてというところで行っております。以上です。 579: ◯委員(井福大昌) であれば、公募の時期は決まっているんですか。 580: ◯子育て支援課長(白石朋子) これまで待機児童の解消を目的にやっておりまして、現時点では、大野城市につきましては事業計画で既に定員が充足しておりますので、特に予定はございませんし、特にこの時期と決まっているものではございません。以上になります。 581: ◯委員長(松田美由紀) ほかにありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 582: ◯委員長(松田美由紀) では、こども未来部所管分について、質疑漏れはありませんか。 583: ◯委員(岡部かおり) すいません、何度も。いちご学級は、やはり待ちがあるということですが、待ちがあるということで、その点の改善点はどのように今後お考えですか。 584: ◯こども健康課長(安武博樹) 先ほどと同じ説明になりますが、まずは保護者の方の話をよく聞いて、子どもさんに対して何を求めてあるのかなどをよく聞いた上で、いちご学級を経由するのではなく、まず病院をご案内したり、お子様によっては児発の案内をさせていただいたりということで、全てのお子様をいちご学級で初回面接するのではなくて、ほかの機関を紹介するなどで対応したいと考えております。以上です。 585: ◯委員長(松田美由紀) ほかありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 586: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、こども未来部所管分の質疑を終わります。  暫時休憩します。     (休憩 午後4時15分)     (再開 午後4時16分) 587: ◯委員長(松田美由紀) 再開します。  議事課、出納室、監査委員事務局所管分の審査を行います。  それでは、議事課所管分の説明を求めます。 588: ◯議事課長(一瀬裕子) それでは、議事課所管分についてご説明いたします。  事務事業の成果説明書、55ページ上段をお願いします。  1款1項1目議会費の決算額は2億4,120万円、前年度比979万9,000円減となっております。  それでは、各事業についてご説明いたします。  初めに議会議員費です。決算額は1億8,655万1,000円、前年度比727万2,000円の減となっております。減額の主な理由は、議員年金の負担金である議員共済費の減と、政務活動費交付金が減となったことによるものです。  続きまして、事務局運営費の決算額は637万7,000円、前年度比49万7,000円の減となっております。減額の主な理由は、市議会事務局運営事業において、前年度、動画編集用のパソコンを購入した分が皆減となったことと、会議録作成事業において、会議録の作成ページが減少したことにより、会議録反訳製本業務委託料が減となったものです。  最後に職員給与費です。事務局職員6人分の人件費で、決算額4,827万2,000円、前年度比203万円の減となっております。職員の異動に伴う差額となっております。説明は以上です。 589: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので質疑を受けます。質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 590: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で議事課の所管分の質疑を終わります。  次に、出納室の所管分の説明を求めます。 591: ◯出納室長(本多明仁) それでは、出納室所管分についてご説明いたします。  事務事業の成果説明書、73ページをお願いいたします。  73ページ、上から3番目の表でございます。2款1項5目会計管理費は、決算額23万2,000円で、前年度比13万3,000円の減となりました。ここでは、会計事務用の消耗品や印刷費、また郵送料を支出いたしております。減となった主な理由といたしましては、印刷物の発注を在庫状況に合わせて行っておりますため、印刷製本費が前年度と比較して減となったことによるものでございます。  次の表をお願いいたします。  12款1項2目利子は、決算額1万6,000円で、前年度比3,000円の減でございました。ここでは、一時借入金の利子の支出を行っているところでございます。ご説明は以上です。 592: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので質疑を受けます。質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 593: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で出納室所管分の質疑を終わります。  続きまして、監査委員事務局所管分の説明を求めます。 594: ◯監査委員事務局長(白壁弘昭) それでは、監査委員事務局所管分についてご説明いたします。  説明書の74ページになります。上の段になります。  2款6項1目監査委員費でございます。目の決算額は2,121万6,000円で、前年度に対しまして252万1,000円の減となっております。  それでは、事業別に説明いたします。  まず、職員給与費につきましては、正規職員2名分の人件費で決算額が1,877万3,000円、前年度に対しまして職員1名減で252万4,000円の減となっております。  次に、監査委員費につきましては決算額209万6,000円で、前年度に対しまして1万1,000円の減となっております。主な理由としましては、研修会等の開催中止によります出席負担金の減によるものでございます。  最後に事務局運営費でございます。決算額34万7,000円で、前年度に対しまして1万4,000円の増となっております。主な理由としましては、会計年度任用職員の通勤手当の差によるものでございます。説明は以上でございます。 595: ◯委員長(松田美由紀) 説明が終わりましたので質疑を受けます。質疑はありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 596: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、以上で監査委員事務局所管分の質疑を終わります。  議事課、出納室、監査委員事務局所管分について、質疑漏れはありませんか。                  〔「なし」の声あり〕 597: ◯委員長(松田美由紀) ないようですので、議事課、出納室、監査委員事務局所管分の質疑を終わります。  以上で、本日の審査日程は全て終了しました。  次の委員会は、明日13日火曜日の午前9時から再開いたします。  本日はこれをもちまして散会いたします。お疲れさまでした。     (散会 午後4時22分)...